ドリドリっちの鉄道ブログ

おもに駅訪問や券売機など、鉄道関連の話題を記述していくブログ。

名島駅に訪問

駅訪問シリーズ。今回は、2021年12月22日に訪問した名島駅です。

もくじ

概要

名島駅は、福岡県福岡市東区にある駅です。
始発駅の貝塚駅から1.4kmの地点に所在。
駅周辺は住宅地となっており、通勤・通学で駅を利用されるという方も多いようです。

駅舎


2004年より供用されている、木造の駅舎です。かつてあった、名島城を模したもののようです。
駅周辺には高層の建物が多く立ち並ぶなか、こちらの駅舎はなんだか新鮮に映ります。
宅配ロッカーも設置されていました。

窓口


きっぷうりば付近。
自動券売機を設置するスペースは設けられていますが、券売機は設置されていません。
きっぷの購入やICカードへのチャージは、有人窓口で行うことができます。

運賃表


運賃表です。
貝塚駅で乗り換えとなる福岡市地下鉄各駅への運賃も掲載されています。

改札口


改札口。
ICカードの読み取り機が設置されています。
ラッチも設置されていました。

出場側より。

構内踏切


ホームへは構内踏切を通って、緩やかなスロープで連絡しています。
西鉄千早西鉄新宮方面列車接近時のみ、踏切が作動します。

ホーム


西鉄千早西鉄新宮方面。
ホームは島式1面2線です。
画像右に写っている線路はJR鹿児島本線で、駅付近では西鉄貝塚線の列車と並走する光景が見られることも。

名島駅のホームから撮影した、鹿児島本線を下る811系。

西鉄貝塚方面。
頻繁に列車交換・行き違いが行われています。
名島から乗車し、貝塚から地下鉄へ乗り換える方も多いようで、終日2両編成で運行される列車は、ラッシュ時を中心にかなりの混雑となります。

次回紹介予定駅

次回は、西鉄平尾駅をご紹介する予定です。
記事へのリンク


おわりに・2022年最後の記事となりました

なお、今回の記事が2022年に本ブログで公開する最後の記事となります。
今年も本ブログをご覧いただき、ありがとうございました。それでは皆さま、よいお年をお迎えください!
(記事作成 2022年12月31日 最終更新日 2023年4月19日 一部文章表記を変更)

諫早駅ホーム設置の自由席特急券券売機(2022年8月撮影)

今回ご紹介するのは、西九州新幹線が開業する前の2022年8月に撮影した、諫早駅1・2番のりば上に設置されている自由席特急券券売機です。

もくじ

現金用


ホーム上には、現金用、ICカード用の自由席特急券券売機が1台ずつ設置されていました。
まずは現金用。無人駅や中小規模の有人駅で見かけることの多い、シンフォニアテクノロジー製の食券型券売機です。
長崎方面ホーム上に設置されていますが、佐賀、博多方面のものも発売されていました。

ICカード


諫早駅SUGOCAエリア内のため、ICカード用の自由席特急券券売機も1台設置されていました。
長崎方面のみSUGOCAなどに対応しているため、ホーム上のICカード用の券売機で発売されているのは浦上、長崎への特急券のみでした。

なお、西九州新幹線が開業した9月23日以降、2台とも使用停止になっていました。
12月17日に訪問した際は撤去されていませんでしたが、今後撤去されるものと思われます。

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日南線・南郷~福島今町間が2023年1月21日再開へ、全線再開時期もあわせて発表

JR九州が12月23日に発表したプレスリリースによりますと、
9月の台風14号で不通が続いている日南線の南郷~志布志間のうち、南郷~福島今町間が2023年1月21日に運転を再開することがわかりました。
福島今町駅までの運転再開となった理由について、JRは福島今町駅において折り返し運転を行うための諸準備が整ったためとしています。
残る福島今町~志布志間では引き続き1日8往復のタクシー代行輸送が行われますが、こちらの区間の運転再開見込みの時期が2023年3月ごろになることもあわせて発表されています。

2023年1月21日 南郷~福島今町間運転再開後の一番列車
上り:福島今町駅 10時08分発 普通列車油津行き
下り:油津駅 11時07分発 普通列車福島今町行き

※1月22日は始発列車より運転予定

なお、工事の進捗状況等により情報が変わることがありますので、最新の情報はJR九州のホームページのご確認をおすすめします。
運転再開により、地元の利用者を中心に再び駅が賑わう光景を期待したいところです。

プレスリリース(リンク先PDFファイル)
https://www.jrkyushu.co.jp/news/__icsFiles/afieldfile/2022/12/23/221223_nichinan_line.pdf

JR九州ホームページ

JR九州2023年春ダイヤ改正概要

2024年春・2024年3月16日に予定されているJR九州管内ダイヤ改正につきましては、下記リンクよりご覧ください

2023年7月1日に行われる予定のJR九州ダイヤ一部変更、6月1日以降の平日に予定されている鹿児島本線での臨時列車運転に関する記事は、下記よりご覧ください。


JR九州管内では、2023年3月18日(土)にダイヤ改正が行われます。
2023年春のダイヤ改正では、九州新幹線において、一部時間帯でパターンダイヤ化を実施して利便性向上を図ることや、「つばめ」の運転間隔や一部の時刻変更を行うことにより、博多駅で「のぞみ」⇔「つばめ(一部時間帯はさくら)」の乗り換えが便利になること、「みずほ600号」の運行時刻を繰り上げる(鹿児島中央駅発車時刻 現行ダイヤ 7:00→改正後 6:35)ことにより、博多・本州方面への到着が現行ダイヤと比べて約30分早くなることなどが発表。
また、つばめ343号の運行が取りやめとなるため、博多駅→熊本方面への最終列車の時刻繰り上げが実施されます。
在来線特急では、各駅停車タイプの「ソニック」がすべて赤間駅に停車するようになり、利便性の向上が図られます。
在来線の快速列車・普通列車では福岡・熊本地区において改正が実施され、福岡地区では朝・夕ラッシュ時の運行順序や運行区間が変更、熊本地区では豊肥本線で昼間に運行される一部普通列車の運行時刻が変更されるほか、九州新幹線の終電が繰り上げとなる関係で、熊本駅を発車する鹿児島本線・八代方面および、豊肥本線・水前寺方面の普通列車の最終列車の時刻が繰り上げとなることが発表されています。

今回のダイヤ改正の概要

九州新幹線


博多駅を中心に一部時間帯の運行時刻をパターンダイヤ化。博多駅→熊本方面の発車時刻をおおむね「01分」、「06分」、「36分」とすることで、利便性の向上が図られる
 ※このパターンに当てはまらない時間帯および列車もあるため、事前に運行時刻の確認を
「つばめ」の運行時刻を変更し、博多駅での「のぞみ」⇔「つばめ(一部時間帯はさくら)」の乗り換えが便利に
「つばめ」の運行間隔を一部変更し、おおむね1時間間隔での運転に変更
「みずほ600号」の鹿児島中央駅の発車時刻を、現行ダイヤの7時00分から6時35分に変更し、25分繰り上げ。博多・本州方面への到着時刻は約30分繰り上げ
 みずほ600号の発車時刻が変更となる関係で、鹿児島中央発の列車の運行時刻を変更
「さくら542号」は、ダイヤ改正後、出水、新水俣新八代の3駅を通過とする。
 代替としてつばめ308号の始発駅を熊本→鹿児島中央に変更。利便性の確保が図られる
博多~熊本間を運行する最終列車の運行時刻を繰り上げ。つばめ343号はダイヤ改正以降運行取りやめとなり、さくら573号が博多~熊本間の最終列車に(※さくら573号は博多~熊本間各駅停車)
なお、つばめ343号が運転取りやめとなる関係で、ダイヤ改正以降は東京18:09発(改正後18:12発)、のぞみ57号に乗車した場合、終点の博多駅九州新幹線・熊本方面へ乗り換えられる列車はなくなるため、注意が必要。
ダイヤ改正以降は、東京17:30発・博多22:30着、のぞみ55号→博多22:36発、つばめ345号が東海道新幹線方面→九州新幹線新鳥栖~熊本間の各駅に到達できる最終列車に
「みずほ」のうち、上り:602号、604号、606号、612号 下り:603号、609号、611号、613号の計8本を、ダイヤ改正後は毎日運転の臨時列車に変更(情勢により一部運休となる可能性あり)
現行ダイヤの「さくら」で、毎日運転の臨時列車となっていた上り:548号、552号、564号、570号 下り:545号、549号、559号、569号の計8本を定期列車化

ダイヤ改正以降、平日ダイヤの1日あたりの運行本数は105本となり、現行ダイヤより1本減少。

◎西九州新幹線

大幅な改正は予定されておらず、一部列車の運行時刻を変更。

運行本数は1日あたり47本、ダイヤ改正後も変更なし

◎特急・D&S列車

ソニック

各駅停車タイプの「ソニック」が、すべて赤間駅に停車するようになり、利便性の向上が図られる
あわせて、夕方のラッシュ時間帯にも赤間駅に停車する「ソニック」の本数を増加

在来線特急列車の1日あたりの運行本数は245本で、ダイヤ改正後も変更なし

◎快速・普通列車

★福岡・佐賀地区

鹿児島本線

福岡地区の朝・夕方のラッシュ時間帯に運行されている普通列車の運行順序、運行区間を一部変更

★熊本地区

豊肥本線

昼間時間帯に運行されている肥後大津~宮地間の普通列車の運行時刻を一部変更
九州新幹線の最終列車時刻繰り上げに伴い、熊本発の在来線普通列車・水前寺、肥後大津方面の最終列車時刻を繰り上げ

鹿児島本線

九州新幹線の最終列車時刻繰り上げに伴い、熊本発の在来線普通列車宇土、八代方面の最終列車時刻を繰り上げ

在来線快速・普通列車の1日あたりの運行本数は2654本で、ダイヤ改正後も変更なし


このほかの線区でも運転時刻や行き先などが変更される予定。
ダイヤ改正後の詳細な時刻は、新幹線・在来線特急列車については2023年2月号の各種時刻表、在来線の快速・普通列車を含む全列車の時刻は2023年3月号の各種時刻表および九州時刻表2023年春号に掲載される予定。

2022年9月23日のダイヤ改正では福岡地区において朝や夕方のラッシュ時の運行本数・両数が見直される踏み込んだダイヤ改正となりましたが、2023年3月に行われる予定のダイヤ改正では運行本数の変更はないものの、混雑が目立つ時間帯の列車の両数変更・車種変更等が行われているかについて、改正前後を中心に注目していきたいところです。

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リンク・出典記事

(すべてPDFファイルです)
JR九州・プレスリリース 全九州版 福岡・佐賀地区はこちらから(2022年12月16日掲載 2023年春ダイヤ改正)
九州新幹線・西九州新幹線、在来線特急列車の改正後暫定ダイヤもこちらからご覧いただけます
https://www.jrkyushu.co.jp/common/inc/news/newtopics/__icsFiles/afieldfile/2022/12/16/221216_train_diagram.pdf
JR九州熊本支社 プレスリリース(2022年12月16日掲載 2023年春ダイヤ改正)
https://www.jrkyushu.co.jp/common/inc/news/newtopics/__icsFiles/afieldfile/2022/12/15/NewsRelease221215.pdf
JRグループ 2023年春ダイヤ改正について(JR西日本ホームページ、2022年12月16日掲載)
https://www.westjr.co.jp/press/article/items/221216_00_press_daiyagroup.pdf

(2022年12月16日記事作成 最終更新 2023年12月16日 一部表記を変更)

過去に撮影した券売機コーナーまとめ(その3)

今回の記事は、過去に私が撮影した券売機コーナーの画像。
2014年にJR九州の駅で撮影した画像を3駅ご紹介したいと思います。
なお、過去に撮影した画像ですので、画質等はご容赦ください。

もくじ

久大本線久留米高校前駅


2014年4月に訪問した際、撮影した画像です。
撮影当時、旧型のシンフォニアテクノロジー製の食券型券売機が1台設置されていました。
現在は、高見沢製のULCVに更新されています。
2012年12月にSUGOCAエリアとなったため、券売機の横にはチャージ機が設置されています。
訪問当時は有人駅でしたが、2022年春のダイヤ改正以降、無人駅となっています。

鹿児島本線肥前旭駅


こちらも2014年4月に訪問した際、撮影した画像です。
肥前旭駅も、撮影当時は旧型のシンフォニアテクノロジー製・食券型券売機が1台設置されていました。
こちらも現在は高見沢製のULCVに更新済みです。
訪問当時は有人駅でしたが、翌年・2015年春のダイヤ改正以降は無人駅となっています。

鹿児島本線西牟田駅


こちらは2014年5月訪問時の画像。
西牟田駅にも、撮影当時は旧型のシンフォニアテクノロジー製・食券型券売機が設置されていました。
現在は、高見沢製のULCVに更新されています。
ICカードSUGOCAのエリア内ですので、チャージ機が付近に設置されています。
訪問当時は有人駅でしたが、2016年春のダイヤ改正以降は無人駅となっています。

不定期にTwitterで過去に撮影した券売機コーナーの画像を掲載しているのですが、私も当時訪問した時の記憶を思い出すときがあります。
券売機の画像とあわせて撮影した駅訪問の画像を見て、懐かしいなぁ…と思うこともしばしば。
こちらのシリーズ、好評&ネタが見つかった場合はまだまだ続くかもしれません。
どうぞお楽しみに!

その2はこちら



その1はこちら


香椎花園前駅に訪問

駅訪問シリーズ。今回は、2021年12月22日に訪問した香椎花園前駅です。

もくじ

概要

香椎花園前駅は、福岡県福岡市東区にある駅です。
2021年12月末に惜しまれつつ閉園した「かしいかえん シルバニアガーデン」の最寄り駅で、土日祝日や長期休暇期間中は、家族連れでにぎわっていました。
今回ご紹介する画像は、閉園のおよそ1週間前に私がかしいかえんを訪れたついでに駅訪問を行って撮影したものです。
なお、かしいかえんの跡地は、かしいのはまキャンプ場として期間限定営業された後、再開発が行われる予定です。
駅周辺は住宅地となっているほか、学校も多く所在しています。

駅舎


平屋の駅舎です。
屋根の駅名板は「花園前」の部分が大きな文字で表記されていますが、車内の放送でも「香椎花園前花園前」とアナウンスされています。
私が訪問した時間帯も閉園を惜しむ多くの方がかしいかえんに足を運ぶ風景が見られたのですが、閉園後の今はどうなっているのでしょうか。

券売機コーナー


券売機はオムロン製のV8が1台設置されています。
その隣には有人窓口が設置されており、ICカードへのチャージ等はそちらでもできるようです。

運賃表


運賃表です。
貝塚駅で乗り換えとなる福岡市地下鉄の駅の運賃も記載されています。

改札口


改札口にはICカードの読み取り機が設置されています。
入場用のものは有人窓口側に寄せて設置されていました。

出場側より撮影。

時刻表


改札内掲示されていた時刻表。
日中は両方向とも1時間に4本、およそ15分おきに運行されています。

ホーム


三苫・新宮方面。ホームは単式1面1線です。
かつては相対式2面2線でしたが、現在は反対側のホームは撤去されています。
なお、向かい側の線路自体は残っていますが、そちら側への入線は試運転の列車などに限られるようです。

西鉄香椎・西鉄千早貝塚方面。
終日2両編成の列車での運行ですので、ラッシュ時はホームが混み合いそうです。

待合室


ホーム上には待合室が設置されています。

次回紹介予定駅

次回は、名島駅を紹介予定です。
記事へのリンク

(記事作成 2022年12月14日 最終更新日 2023年1月1日 一部表記を変更)

12月5日からJR九州・タッチ決済にJCB・AMEX追加決定

JR九州は9月に、博多駅吉塚駅箱崎駅千早駅香椎駅の5駅で新たにJCB、American Express(AMEX)のタッチ決済が自動改札機で利用できるようになると発表していましたが、12月1日にJR九州が発表したプレスリリースで、実証実験の開始日が12月5日になることが発表されました。
なお、7月から実施されているVisaのタッチ決済の実証実験も、引き続き行われます。

もくじ

概要



福岡市地下鉄の駅で導入準備中の5月に撮影したタッチ決済対応準備中の一体型改札機。
福岡市地下鉄では、5月31日からVisaのタッチ決済の実証実験が行われています。

JR九州博多駅吉塚駅箱崎駅千早駅香椎駅の5駅では7月22日から改札機に対応カードやスマートフォンをタッチして通過できるVisaのタッチ決済の実証実験がスタートしていますが、12月5日の始発からは新たにJCB、AMEXのカードも実証実験の対象に加わる形となります。
タッチ決済対応の改札機は、既存の改札機にタッチ決済対応の読み取り機器を設置する改造を行い、導入・利用が開始されています。
JR九州側は、日常利用や日本を訪問する外国人観光客などへの利便性向上のほか、システムの安定性確認を目的としていることをプレスリリースで発表。
なお、JCBおよびAMEXのタッチ決済による実証実験は、JR九州が初めてとなることがあわせて発表されています。
最近は日本を訪れている外国人観光客が増加しているため、タッチ決済の利便性向上がさらに期待できそうです。

対象駅と改札口

博多~香椎間の5駅で実証実験が行われます。
対象となる駅で読み取り機器が設置され、タッチ決済が利用できる改札口は下記表のとおりです。
記載以外の改札口では利用できませんので、利用される際はご注意ください。

タッチ決済が利用できる改札口
博多 中央改札口、北改札口
吉塚 すべての改札口
箱崎 すべての改札口
千早 すべての改札口
香椎 1階改札口

プレスリリース、ニュース記事へのリンク

詳細は、JR九州のホームページをご覧ください。(リンク先PDFファイル)
https://www.jrkyushu.co.jp/common/inc/news/newtopics/__icsFiles/afieldfile/2022/12/01/221201_fare_credit_card.pdf