駅訪問シリーズ。今回は、2021年11月15日に訪問した筑後草野駅です。
もくじ
概要
筑後草野駅は、福岡県久留米市にある駅です。
駅名の草野は、駅の所在地が草野町にあることに由来します。
駅前の道路(県道151号)には草野・紅桃林地区の伝統的町並みが残されており、国の登録有形文化財に登録された西洋風の建物も現存しています。
無人駅となっています。
駅舎
1996年から供用されている駅舎です。
建物には草野町観光会館という名称がついていますが、建物内に観光案内所等は設けられていません。
駅名表記がなければ、一瞬地域の公民館に見えてしまいそうです。
建物内
駅舎の中に入ってみます。
白い壁や扉に木が使われており、明るい雰囲気。
駅舎から入って左右の部屋は、地域住民の交流の場などとして使われるのでしょうか。
ホームへの出入り口。
頭上には大きな時計が設置されています。
券売機は設置されていません。
この駅から乗車する場合は、列車内で整理券を取り、下車駅または車内で運賃を支払う形となります。
また、この駅からSUGOCAなどのICカード利用エリア外となっており、ICカードの読み取り機も設置されていません。
なお、久大本線の筑後草野駅から鬼瀬駅までの区間では、ICカードを使って下車することはできませんが、通過利用は可能です(例:久留米から途中下車せずに久大本線経由で向之原まで乗車する、といった経路での利用は可能)。
ホーム
善導寺・久留米方面。
ホームは相対式2面2線です。
民営化後の1992年に列車交換設備が復活、列車交換が行われる光景が見られます。
一線スルー方式ではないため、久留米方面の列車が写真手前側の1番のりばに、田主丸・うきは・日田方面の列車が2番のりばに入線する形となります。
2番のりばのホーム上には、小さな待合所が設置されています。
ホーム上に植えられている植物も、地域住民のみなさんの手によってでしょうか、きれいに手入れされているようです。
田主丸・うきは・日田方面。
駅の北側は、のどかな光景が広がっていました。
構内踏切
ホームの田主丸寄りには、2番のりばへ向かうための構内踏切が設置されています。
1番のりば・ホーム上の待合所
1番のりばのホーム上にも待合所が設置されています。
運賃表
運賃表は1番のりばホーム上の待合室に設置されていました。
※2023年8月28日に日田彦山線BRT(BRTひこぼしライン)が開業したため、画像内に掲載されている彦山~今山間の駅で下車した場合の運賃は、撮影時と異なります。ご注意ください。
[久大本線・鹿児島本線方面の駅までの運賃]
善導寺駅、田主丸駅までの運賃は210円、
御井駅、久留米大学前駅までの運賃は230円、
筑後吉井駅、南久留米駅、久留米高校前駅までの運賃は280円、
うきは駅までの運賃は300円、
久留米駅、筑後大石駅までの運賃は380円、
鳥栖駅、荒木駅までの運賃は480円、
夜明駅、基山駅、羽犬塚駅、新鳥栖駅までの運賃は570円、
日田駅までの運賃は730円、
二日市駅、瀬高駅、吉野ヶ里公園駅までの運賃は760円、
豊後中川駅、神埼駅、大野城駅までの運賃は860円、
天ヶ瀬駅、南福岡駅、佐賀駅までの運賃は950円です。
時刻表
撮影当時は、上下線ともに1時間に1~2本程度の運行となっていました。
時刻表は、駅舎内・ホームへの出入り口付近の扉に設置されていました。
次回紹介予定駅
次回は、2022年11月に訪問したバルーンさが駅をご紹介する予定です。
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