ドリドリっちの鉄道ブログ

おもに駅訪問や券売機など、鉄道関連の話題を記述していくブログ。

田原坂駅に訪問(2019年4月)

駅訪問シリーズ、今回は2019年4月26日に訪問した、田原坂駅です。
田原坂駅は、熊本県熊本市北区にある駅です。
鹿児島本線門司港から下っていくと、最初に到着する熊本市の駅です。
西南戦争の舞台となった田原坂の最寄り駅です。
2015年1月に訪問して以来、約4年ぶりの訪問です。過去の記事はこちらから。

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レンガ造りのこぢんまりとした駅舎です。駅前の道路からはかなり高い場所にあります。
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駅前の道路から駅舎方面を撮影。長いスロープで結ばれています。
手すりが設置されていますが、傾斜が急でお世辞にもバリアフリー仕様とはいえません。
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駅舎の中に入ります。ベンチや清掃用具、後述するICカード読み取り機以外には何もなく、がらんとしています。
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田原坂駅の時刻表(2019年3月現在)。以前は普通列車が通過する駅と紹介していましたが、2018年のダイヤ改正以降、普通列車でこの駅を通過する列車はなくなりました。
区間快速(大牟田から快速)も停車。乗客数は周辺の駅と比べて非常に少ない駅ですが、昼時間帯でも1時間に2本の停車本数が確保されています。
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駅ホームへの出入口付近に設置されているICカード読み取り機。入場機と出場機は出入口をはさんで設置されています。
こんな駅でもICカードが使えるのかと驚かれる方もいらっしゃると思いますが、実はSUGOCAエリア内です。
なお、券売機はありません。現金で乗車する場合は下車駅等で精算となります。列車内で整理券は発行されませんので、降りられた駅などで田原坂から乗車した旨を申し出てください。
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運賃表です。※訪問時のものです。現在は運賃が改定されています。
植木駅木葉駅からの運賃は210円、玉名駅からの運賃は280円、熊本駅からの運賃は380円、新水前寺駅、長洲駅からの運賃は480円、武蔵塚駅大牟田駅からの運賃は660円、八代駅羽犬塚駅からの運賃は1130円です。
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駅舎とホームの間には数段の階段があります。
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玉名・大牟田・久留米方面。ホームは相対式2面2線です。
下りホームへは屋根なしの跨線橋で結ばれています。
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上りホームの端のほうへ行ってみます。写真奥に8両編成の停車目標がありますが、短編成・ワンマン化が進む現在では使用されることはなさそうです。
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熊本・松橋方面。周辺は住居が少なく、長閑な雰囲気が漂います。
ホーム幅は全体的に狭く、かつて多数通っていた特急列車の通過時には恐怖を感じる狭さです。
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1番のりばから駅舎を望む。駅名標が設置されています。
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大牟田方面へ向かう列車を待っていると、反対側の2番のりばに817系が到着しました。
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2番のりばの小さな待合所。ベンチがいくつか設置されています。
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この待合所にも運賃表が設置されていました。
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2番のりばにある田原坂の案内。
西南戦争を舞台にしたドラマなどは数多くあります。
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2番のりば側にも出入口はあるのですが、ICカードの読み取り機は設置されていません。
1番のりば側にある駅舎のICカード読み取り機にタッチする必要があるため注意が必要です。
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田原坂駅駅名標
中央のイラストは、西南戦争田原坂をうたった民謡です。
次回は、平成駅を紹介予定です。

鹿児島本線・千早~箱崎間に2025年目標で新駅設置へ

JR九州が10月16日に発表したプレスリリースによりますと、
鹿児島本線の千早~箱崎間に2025年を目標に新駅が設置されることがわかりました。
この新駅の設置場所は千早駅から2.3キロ、箱崎駅から1.7キロの地点で、地下鉄箱崎線西鉄貝塚線貝塚駅の東側に位置します。
新駅の設置は九大箱崎キャンパス跡地の再開発に合わせて実施されるもので、かねてから地域住民の協議会が福岡市やJR九州に新駅の設置を要望していました。
新駅設置により、設置場所付近の踏切は廃止。踏切廃止に合わせて整備される駅の自由通路は福岡市が整備します。
事業費の概算は約13億円で、半分をJR九州が、残りの半分をURと九州大学が負担する形で駅が整備されます。
付近住民の新駅利用と、西鉄・地下鉄⇔JRの乗り換え需要に期待したいですね。
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箱崎駅駅名標(2016年撮影)。新駅開業後は上り方の駅名が現在の「千早」から新駅に変わります。
今後発表される新駅の名称にも注目したいなと思います。
また、この話題をツイートしたところTwitterのフォロワーさんから新駅の場所に交交セクション(無電区間、この区間では電車は加速禁止)があるため、
今後の処遇が気になるとの返信をいただきました。
そのままの状態では新駅を設置できないものと思われますので、線路設備の状況にも注目していきたいですね。
JR九州プレスリリース(リンク先PDF)
http://www.jrkyushu.co.jp/news/__icsFiles/afieldfile/2020/10/16/201016kaizuka_sineki.pdf
参考記事
NHK福岡 「JR 鹿児島本線に新駅設置決定」 10月16日19時18分配信

西日本新聞「JR鹿児島線 貝塚駅東側に新駅建設」 10月17日6時04分配信

レスポンス「鹿児島本線千早~箱崎間に新駅設置へ…九大箱崎キャンパス跡地活用の一環 2025年の開業を目指す」
10月18日6時45分配信

「ななつ星 in 九州」with「36ぷらす3」イベントが開催決定

JR九州が10月6日に発表したプレスリリースによりますと、
2013年の運行開始から7周年を迎えた「ななつ星 in 九州」と
新たに運行を開始する「36ぷらす3」のデビュー記念イベントが博多駅で開催されることがわかりました。

10月15日から18日の11時~17時に博多駅1階の中央コンコース前スペースおよび博多口側コンコース内大型ビジョンスペースにてイベントが開催される予定です。
イベントの主な内容は、
1. ななつ星およびD&S列車グッズの販売
販売商品例:7周年記念くろちゃんぬいぐるみ、ななつ星カレー、或る列車ゆふいんの森などのキーホルダーなど
2. 列車に乗った気分になれるフォトスポットや、「36ぷらす3」の制服・パネル展示
3. 各列車のプロモーション動画放映や、ななつ星6周年記念の応募エピソード紹介
4. その場で36ぷらす3の予約が可能

なお、物販コーナーでの支払いは現金およびクレジットカードが利用できるとのことです。交通系ICカードは利用できないため注意。
販売される商品イベントの詳細情報は、JR九州ホームページをご覧ください。
http://www.jrkyushu.co.jp/news/__icsFiles/afieldfile/2020/10/06/201006_sevenstars_363_hakataevent.pdf

犬塚駅に訪問

駅訪問シリーズ。今回は、2020年7月17日に訪問した、犬塚駅です。
犬塚駅は、福岡県久留米市にある駅です。
西鉄天神大牟田線の駅では、当駅までが久留米市に所在。次の大溝駅からは三潴郡大木町になります。
三潴町に位置します。
10月から遠隔監視システムの導入により、終日無人駅となる予定です。
詳細は↓

ちなみに、駅名が似ている羽犬塚駅は、JR九州の駅かつ隣の筑後市にある駅となっているため、当駅との関連性はありません。
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下り・大牟田方面ホーム専用の東口駅舎。現在は方面別の改札というスタイルをとっていますが、2015年に後述する西口が完成するまでは、東口から上りホームへ行くことができていました。
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東口の出札窓口周辺。東口に券売機はありません。きっぷは窓口での発売になります。
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東口の運賃表。東口から上りホームに行くことができないため、久留米・福岡方面の運賃は記載されていません。
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東口の改札口。ICカードの読み取り機が設置されています。撮影当時残っていたラッチは、無人化される10月以降も残るのでしょうか。
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こちらは2015年に新設された西口。コンパクトな駅舎となっています。
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西口には送迎ロータリーが整備されており、地域のコミュニティバスも停車します。
駐輪場には多くの自転車が止まっていて、利用客の多さを感じます。
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西口駅舎にある注意書き。西口は終日無人となっているとのことです。
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西口の券売機コーナー。東口とは異なり、こちら側には券売機が設置されています。
券売機は、オムロン製のV8が1台設置されており、ICカードにも対応しています。
また、異常時に備えて東口とつながるインターホンが設置されています。
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券売機故障時など、乗車券を購入できない場合に備えて乗車駅証明書が設置されています。
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西口の運賃表。西口から下りホームに行くことができないため、大牟田方面の運賃は記載されていません。
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西口の改札口。こちら側にはフラップドア付きの改札機(オムロン製U-PG)が2台設置されています。
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西鉄久留米・宮の陣・西鉄二日市方面。ホームは相対式2面2線。かつては改札口付近に構内踏切がありましたが、西口開設後に撤去されています。
目の前は踏切になっています。
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西鉄柳川大牟田方面。ホーム中ほどに小さな待合所が設置されています。
次回は、大善寺駅を紹介予定です。

JR九州が11月以降、運転予定の定期特急列車を一部運休

JR九州は9月18日に、11月1日以降に運転を予定していた定期の特急列車について、一部運休すると発表しました。
これは新型コロナウイルスの感染拡大による鉄道利用の状況を鑑みての発表です。
運休対象は、かもめ、ソニック、にちりん・にちりんシーガイア、きりしま、きらめき、かいおうの一部列車です。
詳細は、下記プレスリリースをご確認ください。
http://www.jrkyushu.co.jp/news/__icsFiles/afieldfile/2020/09/18/200918unntennkeikaku_minaoshi.pdf

※今後も臨時列車等の運休が発生する場合があります。利用される際は必ずHPなどで最新の運転計画をご確認ください。

福岡で利用できる交通系ICカード・マイナポイント事業対応状況

ニュースでも報道されているとおり、9月1日からマイナンバーカードを利用したマイナポイントのサービスが開始されました。
この記事では、福岡県内で発行されている交通系ICカードについて、対応状況や事業者ごとのキャンペーン概要を掲載しています。

SUGOCA

JR九州が発行するSUGOCAでは、9月1日からマイナポイントの登録受付が開始されています。
総務省のホームページによると、決済サービスとしてSUGOCAを選択し、登録が完了した利用者に対して、その日以降のSUGOCAへのチャージを対象に、累計チャージ金額が20,000円を超えた日の翌月に、プレミアムとしてJRキューポ(マイナポイント)を付与。
なお、2021年3月末時点で累計チャージ金額が20,000円を超えていない場合は、それまでの累計チャージ金額の25%をプレミアムとして翌月にポイントが付与されます。
なお、SUGOCAでマイナポイントのサービスを利用するためには、事前に記名式のSUGOCAJR九州Web会員のサイトでおまとめ登録する必要があります。無記名式のSUGOCAは対象外。
詳細につきましては、下記のページをご覧ください。


nimoca

株式会社ニモカが発行するnimocaでは、7月24日からマイナポイントの登録受付が開始されています。
総務省のホームページによると、nimocaへの現金チャージ・クイックチャージ・オートチャージの累計額が2万円に達した方に、マイナポイントとして5,000nimocaポイントを付与。
なお、期間中に2万円に達しなかった場合は、期間終了後にチャージ額の25%分のnimocaポイントが付与。
さらに、スターnimoca、クレジットnimoca限定で抽選で1,000名に10,000nimocaポイントが当たるチャンスもあります。
詳細につきましては、下記のページをご覧ください。

マイナポイントの申込の際に登録したはやかけんにチャージした場合、チャージした⾦額に応じて、最⼤5,000円相当のマイナポイントをはやかけんポイントとして付与。1ヶ⽉分(1⽇〜末⽇)のチャージ⾦額の25%相当のはやかけんポイントを翌⽉10⽇に付与します、とのこと。

はやかけん

福岡市交通局が発行するはやかけんでは、9月1日からマイナポイントの登録受付が開始されています。
総務省のホームページによると、全国相互利用の交通系ICカードが利用できる鉄道・バス及び店舗等ではやかけんにチャージを行った際に、はやかけんポイントを付与しますとの記載があります。
さらに、福岡市交通局のホームページによると、マイナポイントの申込の際に登録したはやかけんにチャージ(入金)した場合、チャージした⾦額に応じて、最⼤ 5,000円相当のマイナポイントをはやかけんポイントとして付与。
なお、1か月分(1日~末日)のチャージ金額の25%相当のはやかけんポイントが翌月10日に付与されます。

なお、マイナポイントによるはやかけんポイントの付与は、マイナポイント付与期間中のチャージ累計額20,000円が上限となっています。
詳細は、下記のページをご覧ください。

マイナポイントについて詳しく知りたい方はこちら

JR九州が9月~11月運転予定の臨時列車を一部運休

JR九州は8月17日と25日に、9月から11月にかけて運転を予定していた臨時列車について、一部の列車を運休すると発表しました。
これは新型コロナウイルスの感染拡大による鉄道利用の状況を鑑みての発表です。
9月分の運休列車には、九州新幹線ではさくら号の一部が、在来線では特急かもめ、ハウステンボス、あそ、はやとの風の一部列車が運休、特急きらめきの一部列車が運行区間を短縮しての運転に変更されています。
詳細は、下記プレスリリースをご確認ください。JR九州 夏の臨時列車運転計画(9月分)の見直しについて
http://www.jrkyushu.co.jp/news/__icsFiles/afieldfile/2020/08/17/200817-untenkeikaku.September.pdf

また、10月、11月運転分では、在来線特急のかもめ、ハウステンボス、あそ、にちりんの一部列車が運休、特急きらめきの一部列車が運行区間を短縮しての運転に変更されます。
運休列車の詳細は、下記プレスリリースよりご覧ください。 JR九州 臨時列車運休のお知らせ
http://www.jrkyushu.co.jp/news/__icsFiles/afieldfile/2020/08/24/200825_akirin_minaoshi.pdf

また、9月19日にハウステンボスで開催が予定されていた「九州一花火大会」が中止となったため、関連する大村線などの臨時列車も運休となっています。
詳細は、下記プレスリリースよりご覧ください。 JR九州 イベント中止に伴う臨時列車運休のお知らせ
http://www.jrkyushu.co.jp/news/__icsFiles/afieldfile/2020/08/24/200825_hanabirin.pdf

※今後も臨時列車等の運休が発生する場合があります。利用される際は必ずHPなどで最新の運転計画をご確認ください。