JR九州は、2022年7月22日から博多駅、吉塚駅、箱崎駅、千早駅、香椎駅の5駅でVisaやJCB、American Express(AMEX)のタッチ決済が自動改札機で利用できるようになる実証実験(JCB、AMEXは2022年12月5日から実証実験中)を今年2023年3月末まで実施する予定と以前発表していましたが、3月24日にJR九州が発表したプレスリリースによりますと、タッチ決済の実証実験期間が2024年3月末まで延長されることがわかりました。
もくじ
概要
博多駅(1枚目)、吉塚駅(2枚目)に導入されているタッチ決済対応の自動改札機。
タッチ決済に対応した改札機には、専用の読み取り機が設置されています。
JR九州の博多駅、吉塚駅、箱崎駅、千早駅、香椎駅の5駅では2022年7月22日からVisaが、2022年12月5日からJCB、American Expressの各ブランドを対象に、タッチ決済に対応した自動改札機に対応カードやスマートフォンをタッチして通過できる実証実験が行われていますが、当初2023年3月末までの予定だった実証実験の期間が延長され、2024年3月31日まで延長されることになりました。
タッチ決済対応の改札機は、先ほどの画像のように既存の改札機にタッチ決済対応の読み取り機器を設置する改造を行う形で、導入・利用が開始されています。
JR九州側は、日常利用や日本を訪問する外国人観光客などへの利便性向上のほか、システムの安定性確認を目的としていることを導入時のプレスリリースで発表。
日本を訪れる外国人観光客の数は、情勢の変化により増加しているため、今回の実証実験の延長でタッチ決済の利便性向上がさらに期待できそうです。
対象駅と改札口
博多~香椎間の5駅で実証実験が行われており、利用はこの5駅相互間に限られます。
読み取り機器が設置されている駅および、タッチ決済が利用できる改札口は下記に示す表のとおりです。
記載以外の改札口では利用できませんので、利用される際はご注意ください。
駅 | タッチ決済が利用できる改札口 |
---|---|
博多 | 中央改札口、北改札口 |
吉塚 | すべての改札口 |
箱崎 | すべての改札口 |
千早 | すべての改札口 |
香椎 | 1階改札口 |
プレスリリース、ニュース記事へのリンク
詳細は、JR九州のホームページをご覧ください。(リンク先PDFファイル)
https://www.jrkyushu.co.jp/news/__icsFiles/afieldfile/2023/03/24/230324_JRK_touch_payment.pdf