もくじ
JR九州が2月22日に発表したプレスリリースによりますと、現在香椎線の西戸崎~香椎間で行われているATS-DKをベースとした自動運転の実証実験について、
実証運転状況が良好と判断し、ダイヤ改正日である3月12日以降は香椎線の香椎~宇美間でも新たに自動運転の実証実験を行うことがわかりました。
これにより、自動運転の実証実験の区間は香椎線の全線に拡大される形となります。
今後は、「鉄道における自動運転技術検討会(国土交通省鉄道局)」での議論を踏まえつつ、2024年度末までに運転士以外の係員が運転席に乗務する自動運転(GoA2.5)の実現を目指しているとのことで、実証実験の効果が注目されます。
その他
また、今回の実証実験区間拡大に当たり、拡大日までに、両数に合わせた停止位置に停車する機能や、降雪時などを考量した走行モードを追加。さらに、走行時の消費電力を抑制する走行制御への改良も行われることが発表されました。
1月末までに8万キロ以上を走行、かつ3万回を超える停車を行っている自動運転対応のBEC819系。
私はまだ乗車したことがないので、一度乗り心地を確かめに乗車したいなと考えています。
プレスリリースへのリンク
詳細は、JR九州のホームページをご覧ください。(リンク先PDFファイル)
https://www.jrkyushu.co.jp/news/__icsFiles/afieldfile/2022/02/22/220222_jidouunten_kakudai.pdf