ドリドリっちの鉄道ブログ

おもに駅訪問や券売機など、鉄道関連の話題を記述していくブログ。

"どれどれ"が九州新幹線に対応

JR九州アプリ内の機能として提供されている列車位置案内「どれどれ」。
JR九州は6月30日、7月1日の始発列車から新たに九州新幹線が「どれどれ」での列車位置表示に対応することをプレスリリースにて発表しました。
また、9月23日に開業が予定されている西九州新幹線(武雄温泉~長崎間)についても開業日以降の対応に向け準備中であることが発表されています。
ダイヤ異常時などにリアルタイムで列車の位置を確認できるようになり、利便性の向上が期待されます。

過去の記事でJR九州アプリからの「どれどれ」の使い方をご紹介しておりますので、気になる方はご覧ください!
(2016年12月26日掲載)

詳細は、プレスリリースをご覧ください。(リンク先PDFファイル)
https://www.jrkyushu.co.jp/common/inc/news/newtopics/__icsFiles/afieldfile/2022/06/30/220630_doredoreshinkansen.pdf

大村線3駅でICカード運賃過収受、改札機の設定ミス原因か


長崎新聞およびテレビ長崎(KTN)が6月29日に掲載した記事によりますと、
6月27日のプログラム改修後、JR九州大村線諏訪駅大村駅岩松駅の3駅から乗車した際に誤って運賃を多く収受する過収受が発生していたことが28日にわかりました。
もくじ

原因

原因は9月の新大村駅開業に伴う改札機の設定変更ミスで、KTNの記事によりますと、大村駅諏訪駅となるなど、駅データが1駅分ずれていたもよう。
大村→諫早ICカード定期券で乗車した乗客から、出場できないと駅係員に申し出があり調べたところ、設定変更ミスが発覚。
過収受の対象は3駅で下り列車(諫早・長崎方面)を利用した80人、過収受額は13,600円。
申し出により差額を返金するため、心当たりのある方は駅係員に連絡するようJR九州が呼びかけています。
なお、上り列車(竹松方面)や諏訪、大村、岩松の3駅で下車した乗客には影響はないとのことでした。

考察


2つのニュース記事を参考に、発生していた可能性のある事象について考察します。
例えば、大村線岩松駅から入場し、長崎駅まで乗車した場合、本来は660円なのですが、設定ミスにより駅データが1つずれていたため、大村駅から入場したこととなり、ICカードからは760円が引き去られ、100円過収受となっています。
改修後は諏訪、大村、岩松の駅コードが1つ後ろにずらされ、空いた002(画像参照)のコードが新大村駅に割り当てられたものと思われます。
また、改札機停止まで、券売機・チャージ機などで確認できるICカードの履歴表示・印字が
諏訪駅利用→新大村
大村駅利用→諏訪
岩松駅利用→大村
となった可能性があります。

記事へのリンク

長崎新聞 大村線3駅で運賃を過大収受 JR九州長崎支社

FNNプライムオンライン IC専用自動改札機の設定変更ミス…JR九州大村線で運賃を誤徴収

日田彦山線BRTひこぼしライン、2023年夏開業へ

2017年7月の九州北部豪雨では線路や駅設備などに大きな被害が発生し、現在も日田彦山線添田~夜明間では不通が続いています。
この区間については、2020年5月にBRT(バス・ラピッド・トランジット、バス輸送高速システム)での復旧が決まっていましたが、JR九州は5月27日、日田彦山線BRTが2023年夏に開業することをプレスリリースにて明らかにしました。あわせて、愛称が「日田彦山線BRT BRTひこぼしライン」となることも発表されています。

もくじ

愛称の由来

BRTひこぼしラインの「ひこぼし」は、日田彦山線沿線の地域の想いを乗せ、未来に向け駆け抜けていく「日田"彦"山線の"星"」となるように願いを込め命名
なお、正式名称は「日田彦山線BRT」とあわせて発表されました。

コンセプト

コンセプトは、「ひと、地域、みらいにやさしい」とされており、利用客や地域住民の方にとって、さらに環境にもやさしい交通機関であるとともに、緑豊かな沿線のみらいを「やさしく」つなげるBRTを目指す、とのことです。

運行区間と距離

日田彦山線 添田駅~夜明・日田駅(およそ40km)
このうち専用道となる区間 彦山駅宝珠山駅(およそ14km)
専用道区間は、当初筑前岩屋駅までの区間となる見込みでしたが、福岡県の要望により、宝珠山駅まで専用道区間となることが決定しています。

デザインイメージ

基本のデザインは、社内において建築業務を行っている若手社員中心のチームが地域とコミュニケーションを図りながら考案。
沿線地域の緑豊かなカラーを表すフォレストグリーンを基調としたデザインになっています。

ロゴ

ロゴに込めた想いは「ともに輝く」
「ひこぼし」が添田町東峰村、日田市を駆け抜け、照らした道が「ひと・モノ・コト」をつなぐ線・ラインとなり、地域に新たな魅力・輝きを創り出すことをイメージしたものになっています。
ロゴマークに含まれるやまなみ、ひこぼし、めがね橋の意味は、
やまなみ→「ひこぼし」の「ひ」の字を模した優しくも力強いラインで沿線の山なみを表現
ひこぼし→地域の星となるよう未来に願いを込めて「ひこぼし」をアクセントに配置
めがね橋→日田彦山線の「めがね橋」をモチーフに「HIKOBOSHI LINE」の文字が模様として浮き出るようデザイン

となっています。

BRT駅のデザイン

一部のBRT駅に設置する待合ブースには、駅ごとに木材を活用して地域の特色を表現し、独自性に溢れた温かみのある空間に。
また、その他のBRT駅には、添田町東峰村、日田市をイメージしたBRTひこぼしラインオリジナルの駅サインを設置、沿線の一体感を創出することとなっているようです。

今後

運行車両や運行ダイヤ、駅設置場所は今後のプレスリリースにて発表されることが5月27日のプレスリリースにて発表されています。
2017年の九州北部豪雨を機に運行体系が大きく変わる日田彦山線。1年後のBRT開業に向け工事が進んでいますが、今後も地域住民に定着する路線となることを願うばかりです。

プレスリリースへのリンク

詳細は、JR九州のホームページをご覧ください。
(リンク先PDFファイル)
https://www.jrkyushu.co.jp/news/__icsFiles/afieldfile/2022/05/27/220527_hikoboshi_line.pdf

過去に撮影した券売機コーナーまとめ(その2)

この記事では、過去に私が撮影した券売機コーナーの画像をご紹介します。
2年ぶりの過去撮影の券売機まとめ記事、今回も、2013年にJR九州の駅で撮影した画像です。
別件でUSBメモリ内の画像を探していたところ、何駅か画像を見つけました。
なお、過去に撮影した画像ですので、画質等はご容赦ください。

もくじ

長崎本線新鳥栖駅


2011年3月に九州新幹線全線開業に合わせて開業した新鳥栖駅
2013年5月に訪問した際に撮影しました。
こちらは在来線側の券売機コーナー。
当時は福岡・佐賀のSUGOCA導入駅に多く設置されていた、日本信号製の券売機(MX-7/SX-7)です。
頭上に設置されたあいうえお順(五十音順)の運賃表が今では懐かしく感じます。


続いては新幹線側の券売機コーナー。
指定席券売機がMV35Dだったころの画像です。現在はMV50に更新されました。

鹿児島本線筑豊本線(原田線)・原田駅


鹿児島本線原田線(筑豊本線)の列車が発着する原田駅
2013年7月に撮影した画像です。
日本信号製のタッチパネル式券売機+ボタン式券売機の組み合わせ。
2014年の運賃改定前に券売機が更新されるまでは、かつては多くの駅の券売機コーナーがこの組み合わせでした。
そういえば、私がSUGOCAを持って以降、収集用のきっぷはSUGOCAの残高を使って購入するようになったため、ボタン式券売機はほとんど使わなくなったなぁ…と感じます。

香椎線西戸崎


香椎線の始発駅である西戸崎駅、2013年8月に訪問した際に撮影したものです。
設置されている券売機は現在と同じ高見沢製のMCVですが、このときはICカードに対応していませんでした。
2013年当時は有人駅でしたが、現在は遠隔システムが導入されたことにより無人駅となっています。
関係ないのですが、有人窓口付近にあった懐かしいピンク電話が今も現役なのか、気になります…。

たまにTwitterで過去に撮影した券売機コーナーの画像を掲載しているのですが、なんとなくブログにも掲載したくなったので掲載してみました。
すでにTwitterでご覧になったという方ももしかしたらいらっしゃったかもしれません。
好評&ネタが見つかる場合はまだまだ続くかもしれません。
どうぞお楽しみに!

その1はこちら



その3はこちら


(記事作成 2022年6月21日 最終更新 2022年12月15日 一部文章を変更)

JR九州2022年秋ダイヤ改正概要

2023年春・2023年3月18日に予定されているJR九州管内ダイヤ改正につきましては、下記リンクよりご覧ください

JR九州では、2022年9月23日(金・祝)にダイヤ改正が行われます。
2022年秋のダイヤ改正は、西九州新幹線・武雄温泉~長崎間の部分開業に合わせて行われるもので、長崎本線佐世保線に新たに特急・リレーかもめ(一部はみどり(リレーかもめ)となる予定)が運行され、武雄温泉駅で長崎方面への新幹線・かもめ、あるいは博多方面への在来線特急・リレーかもめ、みどりへの対面乗り換えが可能となります。
在来線特急では、門司港・小倉・博多~佐賀・肥前鹿島間に新たに特急「かささぎ」が運行されるほか、D&S列車では新たに武雄温泉~長崎間で「ふたつ星4047(よんまるよんなな)」が運行されます。
また、在来線の快速列車・普通列車では引き続き新型コロナウイルスの影響を受けた運行形態の見直しが行われており、今回のダイヤ改正においては福岡・佐賀地区について日中の全区間快速列車の運転取りやめや区間快速の輸送体系、ラッシュ時の運行本数見直しを実施、九州各県の路線について運行区間・運行本数の変更、終電の繰り上げなどが実施される予定です。
なお、博多~鹿児島中央間の九州新幹線は、今回行われるダイヤ改正の対象外です。

今回のダイヤ改正の概要

◎西九州新幹線

1日あたり47本の運行を予定。武雄温泉~長崎間を運行する便は1日あたり44本で、現在運行されている在来線特急と同等程度の本数を確保。
 多客時には臨時列車も運行する予定
 (朝・夕通勤時間帯は2本、日中時間帯は1本運行。片道あたり)
 武雄温泉~長崎間の新幹線部分開業により、所要時間は武雄温泉~長崎間で最速23分、博多~長崎間で最速1時間20分、新大阪~長崎間は最速3時間59分に
(後者2区間は乗り換え時間も含む)
武雄温泉駅で新幹線「かもめ」⇔在来線特急「リレーかもめ」、「みどり」を同じホームで乗り換えることができる対面乗り換え方式を採用。
 新幹線と在来線特急を乗り継ぐ場合、きっぷは1枚で発売。
なお、ネットきっぷなど一部を除く。
武雄温泉駅で接続する新幹線と在来線特急列車は、1本の列車として「博多行き」および「長崎行き」と案内される予定
武雄温泉駅で新幹線「かもめ」と接続する在来線特急「みどり」、「ハウステンボス」の愛称は、「みどり(リレーかもめ)」、「ハウステンボス(リレーかもめ)」
朝の通勤通学時間帯および夜間に新大村~長崎間を運行する新幹線「かもめ」を設定(下り2本、上り1本)。
 大村地区、諫早地区、長崎地区の通勤通学がより便利に
速達性・利便性向上のため、嬉野温泉駅を通過(12本)、嬉野温泉駅・新大村駅を通過(7本)する便を設定。

◎特急・D&S列車

☆リレーかもめ、みどり、ハウステンボス

博多~武雄温泉間で運行される「リレーかもめ(34本)」および「みどり(リレーかもめ) (10本)」は、武雄温泉~長崎間を運行する新幹線「かもめ」と同じ本数となる上下線44本を運行。
「リレーかもめ」は一部時間帯において小倉・門司港から武雄温泉(長崎)方面に、または武雄温泉(長崎)から小倉・門司港方面へ運行する列車が設定される予定
「みどり」に振り子型車両(885系)を投入。32本中10本が振り子型車両で運行される予定で、博多~佐世保間の所要時間は、現行(1時間43分)より9分短縮され、最速1時間34分に

☆かささぎ

門司港・小倉・博多~佐賀・肥前鹿島間に新たに「かささぎ」を設定
9月23日の西九州新幹線部分開業以降、かもめが運行されなくなる江北(現・肥前山口)~肥前鹿島間の利便性を確保するために設定され、博多~佐賀間では上り2本、下り1本、博多~肥前鹿島間では上り7本、下り7本がそれぞれ運行される予定。
なお、一部時間帯では小倉・門司港方面から佐賀方面へ、または肥前鹿島から小倉・門司港方面へ運行する列車が設定される予定

☆ふたつ星4047

9月23日の西九州新幹線部分開業に合わせて、土日祝日を中心に武雄温泉~長崎間でD&S列車、特急「ふたつ星4047(よんまるよんなな)」を運行開始
午前は武雄温泉→江北(現・肥前山口)→肥前浜→多良→小長井→諫早→長崎と長崎本線経由で運行
午後は長崎→諫早→新大村→千綿→ハウステンボス早岐→有田→武雄温泉と大村線経由で運行

☆36ぷらす3

現在、博多~長崎間で運行されている36ぷらす3・月曜ルートは、ダイヤ改正後は運行区間を博多~佐世保間に変更

ソニック

利用状況を鑑み、現在臨時列車として運行している特急「ソニック81号」、「ソニック80号」を定期列車化、「ソニック29号」、「ソニック46号」としてそれぞれ運行する予定

☆きらめき

利用状況を鑑み、小倉駅22時01分発、博多駅22時52分発の特急「きらめき7号」は運転を取りやめ

九州横断特急

熊本発別府行き特急「九州横断特急2号」は改正後大分行きに変更
別府発熊本行き特急「九州横断特急3号」は改正後大分始発に変更

☆かわせみ やませみ

現在博多~門司港間で臨時運転を行っている特急「かわせみ やませみ」は、ダイヤ改正後は土日祝日を中心に豊肥本線・熊本~宮地間の運行に変更

A列車で行こう

特急「A列車で行こう 1号、3号、5号」が新たに網田駅に停車
熊本~三角間の所要時間は、現行38分→改正後51分

◎利便性向上

一部の特急「ソニック」、「かささぎ」が新たに福間駅に停車し利便性が向上
一部の特急「ソニック」が新たに香椎駅に停車し利便性が向上
特急「ソニック8号」、「ソニック12号」が新たに戸畑駅へ停車
特急「ソニック12号」が新たに香椎駅へ停車

▲特急列車・停車駅の見直し

●現在運行されている「特急ソニック10号」はダイヤ改正後、香椎駅を通過
●現在運行されている「特急ソニック59号」、「きらめき9号(改正後:かささぎ201号)」はダイヤ改正後、吉塚駅を通過

◎快速・普通列車

★福岡・佐賀地区

鹿児島本線

門司港~荒尾間で朝の通勤通学時間帯(7時~9時台)の運転本数や運転区間、時刻を見直し
●福岡エリア・7時15分から8時45分の間に博多駅に到着する列車
上り 15本→13本
下り 16本→13本にそれぞれ変更
●北九州エリア・7時15分から8時45分の間に折尾駅に到着する列車
下り 9本→9本 増減なし
●北九州エリア・7時15分から8時45分の間に小倉駅に到着する列車
上り 12本→11本に変更

昼間(10時~16時)の運行体系を見直し
▲運行本数・運行系統の見直し
●現在、昼間に小倉~久留米間で運行されている全区間快速列車の運行を取りやめ
区間快速の快速区間を、現行の3パターン→2パターンに見直し
 (改正後は、快速区間:福間~二日市間、福間~鳥栖間の列車を設定)

◎乗車機会増加、利便性向上
鳥栖大牟田間の区間快速普通列車に種別変更し、快速通過駅の乗車機会を増加
 西牟田駅では毎時2本→3本に、南瀬高駅渡瀬駅吉野駅銀水駅(久留米方面)では毎時1本→2本にそれぞれ停車本数が増加
鹿児島本線筑豊本線(福北ゆたか線)の門司港~直方間に直通列車が設定され、利便性が向上

夕方の通勤通学・夜間時間帯(17時台~23時台)の運転本数や運転区間、時刻を見直し
小倉~荒尾間において、運転本数や運転区間、時刻の見直しを実施
 (小倉駅博多駅においては、1時間あたり上下1本程度の運転を取りやめ)

▲終電繰り上げ
博多駅0時02分発の普通列車赤間行きは、ダイヤ改正後は福間行きに変更
 福間~赤間間の上り最終列車は約30分繰り上げ
 ★東京発博多行きの新幹線のぞみ59号に乗車した場合、改正後博多駅で在来線・上り普通列車に乗り換えて行くことができる駅は福間までとなるため注意
小倉駅23時20分発(改正後は23時22分発)の普通列車福間行きは、ダイヤ改正後は赤間行きに変更
 赤間~福間間の下り最終列車は約25分繰り上げ
鳥栖駅23時50分発の普通列車荒尾行きは、改正後は鳥栖駅の発車時刻が16分早くなり、23時34分発に変更
 久留米・大牟田方面の列車本数が見直しとなり、荒木~荒尾間の下り最終列車は約20分繰り上げ
 一方で、荒木駅の下り最終列車の到着時刻は現行ダイヤ0時04分着→改正後0時16分着となり、12分繰り下げ

日豊本線

▲運行本数の見直し
利用状況を鑑み、現在運行されている普通列車4本の運行をダイヤ改正後は取りやめ
下り
小倉駅8時04分発 中津行き
小倉駅21時04分発 宇佐行き
上り
中津駅9時14分発 小倉行き
中津駅20時43分発 小倉行き

若松線福北ゆたか線(筑豊本線篠栗線)

▲運行本数の見直し
利用状況を鑑み、現在運行されている普通列車7本の運行をダイヤ改正後は取りやめ
下り
若松駅7時42分発 折尾行き
折尾駅9時54分発 直方行き
折尾駅10時19分発 直方行き
直方駅8時34分発 博多行き
上り
折尾駅7時14分発 若松行き
直方駅6時02分発 若松行き(折尾~若松間は運行)
直方駅18時11分発 黒崎行き

▲行先変更
博多駅22時06分発普通列車直方行きは、改正後は新飯塚行きに変更

▲終電繰り上げ
直方駅22時54分発普通列車博多行きは、改正後は直方駅の発車時刻が12分早くなり、22時42分発に変更
これにより、新飯塚~博多間の下り最終列車の時刻は約10分繰り上げに

久大本線

◎運行区間変更、増発
筑後吉井駅6時24分発普通列車大分行きは、改正後は久留米始発に変更
これにより、久留米~筑後吉井間の乗車機会を拡大
日田駅6時11分発普通列車久留米行きは、改正後は鳥栖行きに変更し、利便性向上を図る

▲運行本数見直し
久留米駅21時54分発普通列車日田行きは、改正後運行取りやめ

▲終電繰り上げ
久留米駅23時18分発(改正後は23時22分発)の普通列車日田行きは、改正後は筑後吉井行きに変更
筑後吉井、うきは、筑後大石、夜明、光岡、日田の各駅の下り最終列車の時刻は約65分繰り上げ

★佐賀・長崎地区

長崎本線

◎利便性向上
江北(現・肥前山口)~肥前鹿島間に普通列車を6本増発し、特急列車との乗り継ぎの利便性を向上
▲運行体系の変更
肥前浜~長崎間はダイヤ改正後は非電化区間となり、電化境界駅の肥前浜駅で乗り換えとなる場合あり。
乗り換えが必要な場合は基本的に同一ホームでの対面乗り換えとすることで利用しやすく、また朝の通勤通学時間帯を中心に直通列車を運行して利便性を確保する予定。
長崎本線を運行する気動車は江北(現・肥前山口)~諫早間の運行を基本とし、諫早駅で乗り換えとなる場合あり。
なお、通勤通学時間帯を中心に直通列車を運行するが、乗り換えが必要となる場合は、可能な限り同一ホームでの対面乗り換えとすることで利便性を確保する予定。
□その他
上下分離区間を走行する列車にはキハ47を充当。トイレ等をリニューアルして運行予定

長崎本線佐世保線大村線

▲運行体系の変更
長崎~佐世保間を運行する快速シーサイドライナーは、停車パターンを見直して、通勤時間帯がより便利に。
なお、快速シーサイドライナーは9月23日に開設される在来線の新大村駅にも停車予定

◎利便性向上
長崎~諫早間(市布経由・新線)において、早朝に普通列車を1本増発。
 諫早駅から始発の新幹線「かもめ2号」へ接続し、佐賀・博多方面のアクセス利便性を向上

▲終電繰り上げ
●下記に記載の列車を見直し、長崎から諫早・竹松方面の最終列車の時刻を30分程度繰り上げ
長崎駅22時34分発の普通列車竹松行きは諫早行きに変更(長与経由・旧線)
長崎駅23時23分発の普通列車諫早行きは長与行きに変更
長崎駅23時57分発の普通列車諫早行きは、ダイヤ改正後運転を取りやめ

★熊本地区

鹿児島本線

▲運行体系の変更
鹿児島本線鳥栖~熊本間の運行体系を見直し
日中時間帯(10時以降)の熊本→久留米方面は、大牟田駅で乗り換えとなる運行体系に見直し
なお、可能な限り同一ホームでの対面乗り換えとすることで利便性を確保する予定

▲運行本数、運行区間の見直し
荒尾駅9時41分発の普通列車八代行きは改正後は熊本始発となり、銀水~熊本間の運転を取りやめ
11時台~14時台の荒尾~玉名間の運行本数は、現行の毎時2本から改正後は毎時1本運転に変更
熊本駅15時34分発 普通列車鳥栖行きの運転を取りやめ
熊本駅16時39分発 普通列車鳥栖行きは、行き先を植木行きに変更し、植木~鳥栖間の運転を取りやめ
熊本駅20時42分発 普通列車銀水行きの行き先を鳥栖行きに変更し、銀水~鳥栖間を延長
熊本駅21時19分発 普通列車鳥栖行きの行き先を玉名行きに変更し、玉名~鳥栖間の運転を取りやめ

豊肥本線

▲運行本数・運行時刻の見直し
普通列車6本の運転を取りやめ、運行時刻を見直し

★大分地区

日豊本線

◎利便性向上
通勤通学に便利な普通列車を大在~大分間に1本増発
(大在駅6時43分発→大分駅6時57分着)
16時台に運行されている佐伯発臼杵行きの普通列車は、現行ダイヤでは臼杵駅で大分行きの普通列車に接続していたが、改正後は佐伯発大分行きに運行区間が変更され、1本の列車で大分まで向かうことが可能に

▲運行本数の見直し
利用状況を鑑み、ダイヤ改正後は下記の普通列車2本の運転を取りやめ
豊後竹田駅9時13分発 普通列車三重町行き
三重町駅9時12分発 普通列車豊後竹田行き

★鹿児島地区

日豊本線

▲停車本数の見直し
竜ヶ水駅に停車する普通列車の本数を変更
◆下り(鹿児島方面) 17本→13本、4本の停車本数見直し
◆上り(国分方面) 21本→14本、7本の停車本数見直し

指宿枕崎線

▲運行本数・運行区間の見直し
指宿駅14時52分発 普通列車山川行きは、改正後運転を取りやめ
山川駅10時00分発 普通列車鹿児島中央行きの運転区間を指宿始発に見直し

肥薩線

▲運行両数の変更
●利用状況に合わせて、一部列車で編成両数の見直しを実施

★宮崎地区

日豊本線

◇充当列車の変更
日豊本線の一部の気動車を電車に置き換え、輸送力増加と乗客の利便性向上を図る
●佐土原・高鍋方面の列車は、5本すべての気動車を電車に置き換え
都城方面の列車については、3本の気動車を電車に置き換え

◎運転区間の延長
宮崎駅15時17分(改正後15時16分)、16時17分、および18時13分(改正後18時17分)発車の普通列車佐土原行きを、1つ先の駅である日向新富行きに変更し、運転区間を延長

▲終電の繰り上げ
宮崎駅23時42分発普通列車高鍋行きは、改正後は宮崎駅の発車時刻が14分早くなり、23時28分発に変更
これにより、宮崎駅から延岡方面の最終列車の時刻は約15分繰り上げに
宮崎駅23時41分発普通列車都城行きは、改正後は宮崎駅の発車時刻が26分早くなり、23時15分発に変更
これにより、宮崎駅から都城方面の最終列車の時刻は約25分繰り上げに

日南線

▲運転区間の変更
快速・日南マリーン号の上り列車の終着駅を宮崎駅から南宮崎駅に変更
 なお、終着駅の南宮崎駅で宮崎方面の普通列車に接続

▲運行時刻の変更
●日中時間帯の運転時刻を見直し

▲運行両数の変更
●利用状況に合わせて、一部列車で編成両数の見直しを実施

▲終電の繰り上げ
宮崎駅22時50分発普通列車油津行きは、改正後は宮崎駅の発車時刻が24分早くなり、22時26分発に変更
これにより、宮崎駅から日南方面の最終列車の時刻は約25分繰り上げに

このほかの線区でも運転時刻や行き先などが変更される予定。

◎駅開業関連

★9月23日開業予定
西九州新幹線嬉野温泉駅、新大村駅が新規開業。
既存の武雄温泉駅諫早駅長崎駅新幹線併設駅に。
大村線に新大村駅、大村車両基地駅が新規開業。
大村駅新幹線併設駅に。

リンク・出典記事

(すべてPDFファイルです)
JR九州ホームページ 2022年秋ダイヤ改正(2022年6月12日確認)
https://www.jrkyushu.co.jp/railway/dia2022/
JR九州・プレスリリース 全九州版 福岡・佐賀地区はこちらから(2022年6月10日掲載 2022年9月23日ダイヤ改正 西九州新幹線が開業します 在来線各線区でダイヤを見直します)
https://www.jrkyushu.co.jp/railway/dia2022/pdf/press_kyushu22.pdf
JR九州長崎支社 プレスリリース(2022年6月10日掲載 2022年9月ダイヤ改正について)
https://www.jrkyushu.co.jp/railway/dia2022/pdf/press_nagasaki22.pdf
JR九州熊本支社 プレスリリース(2022年6月10日掲載 2022年9月23日ダイヤ改正(熊本エリア)在来線各線区でダイヤを見直します)
https://www.jrkyushu.co.jp/railway/dia2022/pdf/press_kumamoto22.pdf
JR九州大分支社 プレスリリース(2022年6月10日掲載 2022年9月23日(土)にダイヤ改正 西九州新幹線が開業します 在来線各線区でダイヤを見直します)
https://www.jrkyushu.co.jp/railway/dia2022/pdf/press_oita22.pdf
JR九州鹿児島支社 プレスリリース(2022年6月10日掲載)
https://www.jrkyushu.co.jp/railway/dia2022/pdf/press_kagoshima22.pdf
JR九州宮崎支社 プレスリリース(2022年6月10日掲載)
https://www.jrkyushu.co.jp/railway/dia2022/pdf/press_miyazaki22.pdf

(2022年6月10日記事作成 最終更新 2022年12月16日 一部表記を変更)

当面の活動について(6月5日掲載)

当ブログをご覧いただきありがとうございます。
新型コロナウイルス(COVID-19)感染症でお亡くなりになられた方、り患された方、およびそのご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
また、現在も感染リスクと闘いながら働いていらっしゃるすべての皆様に改めて感謝申し上げます。
さて、ニュースで連日報道されています新型コロナウイルスに関して、6月5日時点での当面の活動方針を記載します。
福岡県に発令されていた「福岡コロナ警報」が6月1日より解除となりました。
今後、6月以降に予定している駅訪問等につきましても、基本的な対策を十分にとって駅訪問等を行う予定です。

また、現在の情勢が続けば、6月以降は福岡県外の駅などについても訪問する機会を拡大していく予定です。
なお、今後の在住地域または訪問先の状況によっては予定を見直す場合があります。
駅訪問等を見合わせる条件は以下のとおりです。(2022年6月5日時点)
  A. 在住している福岡県および訪問予定の都道府県で、重症者数や病床使用率の顕著な増加が続いている場合。リンク先に示すデータも参考にして判断する
参考データ(総合的に判断し、駅訪問の計画を見直すことがあります)


  B. 在住している福岡県及び訪問予定の都道府県に緊急事態宣言が発令され、現時点では訪問できる状況ではないと判断した場合
  C. 在住地域を重点措置区域に含むまん延防止等重点措置が適用され、現時点では訪問できる状況ではないと判断した場合。なお、訪問検討中の駅の所在地にまん延防止等重点措置が適用された場合は、対象区域内に所在する駅への訪問を見合わせることがあります
  D. 政府、在住している福岡県および訪問予定の都道府県知事などから、不要不急の外出自粛要請が出された、あるいはそれに準じた要請が強く出された場合。状況次第で判断します。
  E. 執筆者自身あるいはその家族の体調が思わしくない状況が継続している場合

なお、まん延防止等重点措置や緊急事態宣言の発令地域が変更された場合は、訪問エリアの見直しを検討することがあります。

私は2022年5月中旬までに新型コロナウイルスワクチン接種を3回完了しておりますが(ファイザー製) 、今後の駅訪問等においても、訪問する駅の混雑状況を把握して、最大限混雑時間帯を回避する、マスクの着用、定期的な手洗い・消毒等を行うなど、引き続き感染防止対策に努めてまいります。
今後の活動について方針を変更する場合は、当ブログやTwitterなどでお知らせする予定です。
今後ともよろしくお願いします。

2022年6月5日
ドリドリっち

福岡県の状況については下記のページもご覧ください。
(リンク先:福岡県のポータルサイト)

(2022年6月5日記事作成)

福岡市地下鉄の7駅にVisaのタッチ決済導入、実証実験開始直前の様子

福岡市地下鉄の一部駅では、5月31日よりVisaのタッチ決済の実証実験が開始されることに伴い、対象駅では既存の改札機を改修してタッチ決済に対応しているもようです。
福岡市交通局が5月24日に発表したプレスリリースによりますと、交通系ICカードとタッチ決済の一体型改札機による乗車システムの実証実験は、日本で初めてとなるとのことです。
対象は空港線の天神、中洲川端祇園、博多、東比恵福岡空港箱崎線の呉服町の計7駅で、5月31日から2023年2月28日までVisaのタッチ決済に対応したカードを対象に実証実験が行われます。
こちらの記事では、5月25日に訪問した天神駅、および福岡空港駅の様子を掲載します。

もくじ

天神駅

中央改札口


メインにあたる中央改札口には多数の改札機が設置されていますが、そのうちの1台がタッチ決済対応のものに改修されていました。
画像に写っている青色の改札機が、タッチ決済対応の改札機です。

東改札口



こちらも1台がタッチ決済対応のものでした。

西改札口


こちらも1台がタッチ決済対応の改札機に改修済みでした。

出場側より撮影。


読み取り部付近を撮影。
タッチ決済の読み取り機は、交通系ICカードの読み取り部よりも手前に設置されています。

福岡空港駅

国際線連絡バス改札口


こちらも1台がタッチ決済対応の改札機になりました。
通常幅の改札機が改修されています。


読み取り部付近を拡大。
撮影当時、対象の改札機は出場専用となっていましたが、実証実験開始後は入出場両用になっているかもしれません。

国内線旅客ターミナルビル改札口



2019年に新設された改札口、こちらは空港利用者の需要を期待しているのでしょうか。タッチ決済対応の改札機は2台設置されていました。

出場側より撮影。
福岡市地下鉄の駅では珍しい新型の改札機、空港利用者に配慮して、幅広の改札機がタッチ決済になっていました。

プレスリリースへのリンク

詳細は、福岡市交通局のホームページをご覧ください。
福岡市交通局「日本初!「交通系ICカードとタッチ決済の一体型改札機」による乗車システムの実証実験を開始します!!」

福岡市交通局「日本初!「交通系ICカードとタッチ決済の一体型改札機」による乗車システムの実証実験を開始しました!!」