ドリドリっちの鉄道ブログ

おもに駅訪問や券売機など、鉄道関連の話題を記述していくブログ。

吉塚駅の改札を引去額0円で通過!?

2016年3月8日(火)、Twitterにて問題を出しました。
ディスプレイに表示された引去額が、なんと0円でしたが、それはなぜでしょう?という問題です。
参考動画

Twitterにて出題した問題


私は、九大学研都市から筑肥線・地下鉄空港線と乗車し、博多駅鹿児島本線に乗り換え、吉塚駅で出場しました。通常は、博多~吉塚間の160円が出場時に引き去られます。しかし、今回は0円でした。
◎なぜ、引去額0円で通過できたのか?
さて、なぜ0円で通過できたかというと、

通過連絡運輸
が適用されたからです。
◎乗車した区間
今回、私が乗車した区間は、
九大学研都市~(筑肥線)~姪浜~(福岡市地下鉄空港線)~博多~(鹿児島本線)~吉塚
です。
参考:九大学研都市駅の運賃表。九大学研都市→博多の運賃は530円。同額なのは、吉塚箱崎、竹下の3駅。
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通常、九大学研都市姪浜の運賃は営業キロ6.5キロで、230円、博多→吉塚の運賃は営業キロ1.8キロで、160円となりますが、
通過連絡運輸の場合、
JR→他路線→JR
と乗車する場合は、
他路線の前後2区間のJRの営業キロを通算し、1区間分の運賃として計算します。
2つの区間の営業キロを合算して、8.3キロでJR区間の料金は230円となります。それに、地下鉄区間の姪浜→博多の300円を加算して、九大学研都市吉塚間の運賃は、530円となります。これは、九大学研都市~博多間の運賃と変わりません
その530円は、地下鉄博多駅出場時にカードから減額されたため、吉塚駅出場時に、引去額が0円となったというわけです
ちなみに、九大学研都市~千早間の場合は、580円となりますが、530円が地下鉄博多駅で減額されたので、千早駅出場時の引去額は、580円-530円で、50円となります。これについても、今後記事で書いていく予定です。
各地で引去額0円となるパターンがあるみたいなので、ほかにも探してみてください。
記事作成2016年3月12日
最終更新2016年3月14日