2月13日、Twitter上のハッシュタグ、「#JR九州券売機調査」にこのような投稿が。
#JR九州券売機調査
— なんでもムラムラ (@nandemomuramura) 2020年2月13日
水城駅に見慣れない物体が置いてありました。
JR九州版アシスト機能付多機能券売機導入まで秒読みなようです。
詳しいことはヤクザにお任せします😂 pic.twitter.com/NDp0p1jkhk
ツイート提供:@nandemomuramura様
私のフォロワーさんの投稿によると、鹿児島本線の水城駅に見慣れない券売機が設置されたとのこと。
気になったので、2月28日に投稿があった水城駅とTwitter上に設置情報があった春日駅の2駅に確認しに行きました。
まずは春日駅から。
既存の券売機コーナーに設置されていた近距離券売機を2台とも撤去し、新たに設置されたのは、
「アシストマルス」と呼ばれる対話型の指定席券売機。
ほかのJR各社でも導入が進んでいるタイプの券売機のようで、JR九州の駅でも設置が始まっていました。
愛称は「ど~ぞ」になるようです。「話せる券売機」になるのかなと思っていましたが、なんだか意外なネーミングですね。
券売機写真
— ドリドリっち (@jw37bwanbbe) 2020年2月28日
鹿児島本線・春日駅(JB04)
2020年2月28日撮影
従来の券売機コーナーには新たに対話型指定席券売機(アシストマルス)が1台設置されました。「ど〜ぞ」という愛称がつくようです。券売機横に設置されている案内を見ると、ICカードのチャージ等にはどうやら非対応のようです。#JR九州券売機調査 pic.twitter.com/tTtThFESrl
近づいてみました。券売機の右側には券面確認台が新たに設置されています。
かつては2台ここに券売機が設置されていましたが、「ど~ぞ」だけで結構なスペースを使っているため、これ以上の券売機増設は困難です。
「ど~ぞ」でできることが近くに貼ってありました。割引証や証明書の確認が必要な場合や、きっぷの変更、払い戻しについてはオペレーター対応となるようです。
なお、この券売機で近距離きっぷも購入でき、近距離券売機と同じエドモンソン券サイズでの発券となるようです(Twitter上で確認)。
余談ですが、2月28日訪問時点ではこの券売機の向かい側に近距離券売機(高見沢製ULCV、ICカード非対応)が設置されていました。この券売機は仮設置で、のちに撤去されるのか、あるいは今後もここに設置され続けるのかは不明です。
続いて水城駅です。
こちらは既設の近距離券売機(高見沢製VTQ)の左に「ど~ぞ」が設置されていました。
券売機写真
— ドリドリっち (@jw37bwanbbe) 2020年2月28日
鹿児島本線・水城駅(JB06)
2020年2月28日撮影
券売機は2台。高見沢製のVTQが1台と対話型指定席券売機「ど〜ぞ」が1台。「ど〜ぞ」は稼働準備中でした。運賃表の範囲は1850円まで。#JR九州券売機調査 pic.twitter.com/jWhgF5o2Z4
鹿児島本線・水城駅(JB06)
— ドリドリっち (@jw37bwanbbe) 2020年2月28日
2020年2月28日撮影
既設券売機の左側に新たに1台設置された対話型指定席券売機「ど〜ぞ」。#JR九州券売機調査 pic.twitter.com/PUcMNzRFit
近づいてみました。かつて券売機が設置されていたスペースに設置されたのでしょうか。
足元を見ると、点字ブロックが「ど~ぞ」側にも設置されていました。近距離券売機側の点字ブロックはのちに撤去されるのでしょうか、気になります。
今回訪問した2駅ですが、春日駅は3月1日に、水城駅は3月7日までにそれぞれ「ど~ぞ」の稼働を開始したようです。
また、当方未訪問の笹原駅も同様に3月7日までに「ど~ぞ」が稼働開始しているとの情報もあります。
なお、オペレーター機能については現時点では非対応で、4月以降のサービス開始を予定しているようです(日本経済新聞記事より)。
笹原駅は3月中旬以降の訪問を予定しています。また、2駅についても再訪問を検討します。
今後も動きがあり次第、更新していく予定です。
この記事を作成するにあたり、Twitterのフォロワーさんから当記事へのツイートの掲載許可をいただきました。この場を借りてお礼申し上げます。
アシストマルス「ど~ぞ」についてはTwitterのモーメントにもまとめていますので、気になる方はご覧ください。
アシストマルスについて詳しく知りたい方はこちら(JRシステムのホームページ)
JR九州券売機調査・券売機駅別まとめはこちら
【この記事のデータは、令和2年3月8日現在のものです。】