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西鉄、タッチ決済実証実験を延長、対象駅・ブランドも追加へ

西鉄の一部駅では、2022年7月15日からVisaのタッチ決済が専用の改札機を介して利用が可能となっていますが、西鉄などが3月30日に発表したプレスリリースによりますと、
当初2023年3月31日までとなっていたタッチ決済の実証実験の期間を2024年3月31日まで延長。
さらに、5月以降に利用可能駅や決済可能ブランドが追加されることもあわせて発表されました。
この記事では、概要や今後予定されている事項などについて記述します。

もくじ

概要


西鉄福岡(天神)駅の北口に導入されている、タッチ決済専用の自動改札機。
西鉄の一部駅にはタッチ決済専用の自動改札機が設置されており、そちらを介して入場・出場処理を行います。

西鉄天神大牟田線西鉄福岡(天神)薬院、大橋、柳川、西鉄太宰府線太宰府の計5駅では2022年7月15日からVisaを対象に、タッチ決済専用の自動改札機または駅改札口付近の専用読み取り機に対応カードやスマートフォンをタッチして通過できる実証実験が行われていますが、当初2023年3月末までの予定だった実証実験の期間が延長され、2024年3月31日まで延長されることになりました。
西鉄福岡(天神)駅太宰府駅の2駅には、タッチ決済専用の自動改札機が導入されており、上記の画像のように専用の改札機にタッチする形で利用可能です。
さらに、5月以降、新たに西鉄二日市西鉄久留米の2駅にも導入し対象駅を拡大、さらにJCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯の各種ブランドにも対応予定であることが発表されています。
対象駅拡大や、ブランド拡大の日程につきましては、後日発表される予定とのことです。
3月27日には福岡市地下鉄の全駅にタッチ決済が拡大、JR九州も博多周辺の駅で行われているタッチ決済の実証実験を西鉄と同様、来年2024年3月まで継続することを発表済み。
今回の実証実験の延長でタッチ決済の利便性向上がさらに期待できそうです。
また、利用が想定されている外国人観光客の需要がどれくらいになるか、注目していきたいです。

利用可能駅

2023年3月30日現在、5駅で実証実験が行われており、利用はこの5駅相互間に限られます。
専用の自動改札機、あるいは読み取り機が設置されている駅は下記に示す表のとおりです。
記載以外の駅では利用できませんので、利用される際はご注意ください。

路線
西鉄天神大牟田線 西鉄福岡(天神)
薬院
大橋
西鉄柳川
西鉄太宰府線 大宰府

5月以降は下記表に示す2駅でも利用可能となる予定

路線
西鉄天神大牟田線 西鉄二日市
西鉄久留米

プレスリリースへのリンク

詳細は、西鉄のホームページをご覧ください。(リンク先PDFファイル)
https://www.nishitetsu.co.jp/ja/news/news-20230330-1/main/0/link/22_104.pdf
2022年5月発表のプレスリリースはこちら
https://www.nishitetsu.co.jp/ja/news/news20220525103061/main/0/link/22_016.pdf

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2023年1月29日掲載 「福岡市地下鉄でのタッチ決済実証実験、3月27日から全36駅に拡大へ」

2023年3月27日掲載 「JR九州、タッチ決済の実証実験を2024年3月末まで延長へ」

(記事作成 2023年4月18日 最終更新 2023年4月19日 一部文章表記を変更)