今回は、西鉄の駅に設置されている自動券売機の初期画面が変更されたことに関して記述していきます。
西鉄電車各線では、2023年3月27日から鉄道駅バリアフリー料金制度活用により全区間で運賃が一律10円値上げとなったのですが、運賃改定のタイミングにあわせてか、駅に設置されている自動券売機の初期画面が上記の画像のものに変更されました。
画像は3月22日に試験場前駅にて撮影したものですが、同日に訪問した西鉄福岡(天神)駅でも初期画面が画像のものに変更されていました。
新たな初期画面では、「ICカードへのチャージ、履歴表示・印字」、「きっぷを買う」、「nimoca新規購入」、「定期券購入」の4つのボタンが表示されており、利用する項目を選ぶ形となります。
なお、この画面では、nimocaなどのICカードは投入できますが、紙幣・硬貨は投入することができません。
また、きっぷ購入時の領収書発行にも今回のソフト更新で対応しています。
注意点として、きっぷを割引運賃で購入される場合は、きっぷを買うボタンをタッチ→わりびきボタンを押す→係員対応→金額ボタンをタッチ→現金・カード投入という形に変更され、画面をタッチする回数が1回増える形となっています。
3月22日時点では西鉄久留米駅ではこちらの画面になっていませんでしたが、運賃改定後の30日には画像の初期画面に変更されていました。
しかし…。
4月5日にあらためて西鉄久留米駅に訪問したところ、片道きっぷ画面が初期画面となるよう再び変更されていました。
更新後のソフトに何か不具合があったのか、それとも利用者からの意見等が寄せられたのかは不明ですが、変更後の画面構成に合わせて新たに貼られたと思われるテプラの内容と合わなくなってしまっています。
今後の動向が注目されます。
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西鉄の駅に設置されているオムロン製V8券売機の初期画面が変更。
— ドリドリっち おかげさまで10周年! (@jw37bwanbbe) 2023年3月22日
(3月22日、試験場前駅にて確認)#西鉄券売機調査 pic.twitter.com/l2nqcxh9g7
この画面ではICカードを投入することができるが、紙幣・硬貨は投入できない。 https://t.co/UOnC15gLqF
— ドリドリっち おかげさまで10周年! (@jw37bwanbbe) 2023年3月22日