2012年から駅舎の復原工事が行われていた門司港駅ですが、2019年3月に復原グランドオープンすることがJR九州より発表されました。
1914年(大正3年)の駅開業時の姿がよみがえります。
復原駅舎の概要について、JR九州発表のPDF資料を参考に一部紹介します。
◎駅舎の外観
1914年創建、1988年に鉄道駅として初めて重要文化財に指定された駅を開業当初の姿に復原。
外壁は石貼り風にモルタルを塗り、屋根には天然の石盤を葺く。さらに、途中の時代で失われてしまった屋根まわりの飾りを復原。
昭和4年に設置された正面車寄せの庇は取り除く。
門司港駅のシンボルである大時計は、大正7年に取り付けられたことが古新聞より判明。九州初の電気時計という歴史的価値を尊重し、今回新調する。
◎駅舎の内観
《1階旧三等待合室の復原イメージ》
・建設当初の内観を復原
・淡い黄色に塗装した腰壁と天井
・壁は白い漆喰壁
・構造補強も兼ねたエレベーターを新設
・グランドオープン後はカフェとして活用予定(→「スターバックス コーヒー 門司港駅店」(仮称) が2019年3月オープン予定)
《2階食堂の内観復原イメージ》
・建設当初の内観を復原
・こげ茶色のワニス塗装を施した腰壁と天井
・シャンデリアを復原
・壁は白い漆喰壁
・グランドオープン後はレストランとして活用予定 (→「みかど食堂 by NARISAWA」が2019年3月オープン予定)
◎駅機能切り替えについて
11月10日に、みどりの窓口と券売機が復原駅舎に移動予定。
門司港駅の復原や店舗詳細については、JR九州発表のプレスリリースをご覧ください。
http://www.jrkyushu.co.jp/news/__icsFiles/afieldfile/2018/07/25/180725Newsrelease001.pdf