今回は、JR西日本のICカード、ICOCAについての話題です。
現在は、各エリアをまたがったICカードの利用は不可(岡山・広島・香川・山陰エリアでは入場した駅のエリアまたはその隣のエリアまで利用可)となっていますが、2018年春より各エリア内での乗車は、乗車区間が営業キロ200キロ以内に変更となります。
さらに、2018年夏からは、新たに山陽本線・相生~和気間、赤穂線・播州赤穂~長船間、北陸本線・大聖寺~近江塩津間でICOCAのサービスを開始。これにより、ICOCAエリアが一体化され、北陸~近畿圏~中国・四国地方にわたる広い範囲で利用可能になります。この一体化エリア内での乗車は、乗車区間が営業キロ200キロ以内の場合に限ります。※例外あり
また、利用区間にIRいしかわ鉄道・あいの風とやま鉄道が含まれる場合、利用可能となる区間は、越中宮崎~大聖寺駅間、高岡~新高岡駅間となります(こちらは現状通り)。
詳しくは、こちらをご覧ください。
JR西日本など・ICOCAエリア、2018年以降(PDFファイル)
http://www.westjr.co.jp/press/article/items/171018_00_ICOCA.pdf
2018年夏以降のご利用例(PDFファイル)
http://www.westjr.co.jp/press/article/items/171018_01_ICOCA.pdf
JR西日本ホームページ「ICOCAのご利用エリアが大きく広がります!」
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【便利】「ICOCA」エリア一体化へ、北陸・山陰までの利用も可能にhttps://t.co/gcGx5a7AmD
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2017年10月18日
近畿圏と岡山・広島・山陰・香川エリア、石川エリアを2018年夏に一体化。エリアをまたいだICカード移動が可能となる。 pic.twitter.com/MH2tZ91bQE
続いて、境線へのICOCAサービス導入について。
2019年春に、境線(米子~境港間)にICOCAが導入される予定です。
JR西日本のホームページによりますと、車載型のICカード改札機を車内に設置し、線内の駅では車内に設置された改札機にICカードをタッチすることにより、ICカードの利用が可能となるとのことです。また、境港駅には、ICカードの読み取り機を設置し、境港駅では駅の読み取り機を利用する形となるようです。
詳しくは、こちらをご覧ください。
JR西日本ホームページ「車載型IC改札機(JR西日本初)でICOCAエリア拡大!2019年春(予定)境線でICOCAがご利用いただけるようになります!」
(2017年10月20日記事作成、2017年10月28日一部表記修正)