ドリドリっちの鉄道ブログ

おもに駅訪問や券売機など、鉄道関連の話題を記述していくブログ。

2024年度以降、佐賀・長崎の19駅でSUGOCA等が利用可能に


JR九州佐賀県長崎県が8月22日に発表したプレスリリースによりますと、
佐賀県および長崎県内のJRの駅、計19駅に2024年度以降SUGOCAを導入し、SUGOCAnimocaはやかけんSuicaなどのICカード10種が新たに利用可能となることが判明しました。

もくじ

導入の経緯

長崎新聞の記事等によりますと、9月23日に開業する西九州新幹線の開業効果を最大化することや、乗客の利便性向上が目的となるもようです。
2024年度以降SUGOCAが導入される19駅に設置するICカード改札機の費用は佐賀県長崎県が、導入後の設備維持管理はJR九州が負担することで話がまとまったということです。
また、バルーンフェスタ期間中に開設される臨時駅、バルーンさが駅についても2024年度以降ICカードが利用可能となることがプレスリリースより判明。
観光客を中心とした利便性の大幅な向上が期待できそうです。


2016年撮影のバルーンさが駅。バルーンフェスタ期間中は多くの乗客でにぎわう臨時駅。ICカード導入により、臨時窓口に並ぶ乗客の方の数も減少しそうです。

新たにSUGOCAが導入される駅と利用の際の注意事項

導入駅

路線 駅名
佐世保線 全駅(江北、大町、北方、高橋、武雄温泉、永尾、三間坂、上有田、有田、三川内、早岐、大塔、日宇、佐世保)
大村線 ハウステンボス
長崎本線 鍋島、(臨時駅)バルーンさが、久保田、牛津、江北(~9/22まで肥前山口)

注意事項

2024年度以降の19駅でのSUGOCAサービス開始と同時に、現在の福岡・佐賀・大分・熊本エリアと接続してエリアが拡大する予定となっており、例えば博多~ハウステンボス間、佐賀~佐世保間といった利用ができるようになります。
なお、既存の長崎エリアとは接続しないため、例えば、長崎~佐世保、大村~ハウステンボスといった利用はできず、出場する駅の改札機でエラーとなってしまいますので、注意が必要です。
また、新たに利用可能となるバルーンさが駅は、バルーンフェスタ開業期間中のみの営業となる臨時駅です。

長崎本線唐津線が乗り入れる久保田駅
エリア拡大後はこの駅でもICカードが利用可能となりますが、唐津方面への利用は引き続き不可となりそうです。

利用開始年度

上記の表に掲載した19駅での利用開始は、2024年度となる予定。
JR九州は、なるべく早期に導入したい方向とのことで、今後の動向が注目されます。

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プレスリリース・記事へのリンク

詳細は、JR九州のプレスリリースをご覧ください。(リンク先PDFファイル)
https://www.jrkyushu.co.jp/news/__icsFiles/afieldfile/2022/08/22/220822_sugoca_area.pdf
FNNプライムオンライン テレビ長崎SUGOCAなど交通系ICカードの利用エリア拡大へ 長崎・佐賀のJR九州各駅」

乗りものニュース佐世保など西九州エリアが「SUGOCA」対象に 新幹線開業後の24年度から」

長崎新聞

レスポンス「鍋島以西の西九州エリアにもICカードを導入…臨時駅のバルーンさがも含む 2024年度」

(2022年8月28日 記事本公開 2022年8月27日 暫定公開)

2013年撮影・博多駅の券売機コーナー(一部)

今回は2013年12月に撮影した、博多駅の券売機コーナーの一部を掲載します。
※過去に撮影した画像ですので、画質等はご容赦ください。
もくじ

マイング改札口


マイングに直接出入りすることができる便利な改札口。
券売機は近距離タイプのもの(日本信号製MX-7/SX-7)が1台設置されていました。
更新前は確かボタン式だったような気がします。

東急ハンズ


JR博多シティ東急ハンズ改札口。
こちらには指定席券売機と近距離券売機が1台ずつ設置されていました。
利用が少なかったためか、2016年に指定席券売機が撤去されています。

阪急百貨店口


改札を出るとすぐ目の前に博多阪急の出入り口がある阪急百貨店改札口。
在来線側からアミュエスト・筑紫口方面へはこちらの改札口が便利だったりします。
利用が多いためか、近距離券売機が2台設置されています。

アミュプラザ改札口


博多駅アミュプラザ改札口。
近距離券売機が2台設置されていました。
かつてはここにも指定席券売機が設置されていたようです。

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門松駅に訪問

駅訪問シリーズ。今回は2021年3月5日に訪問した、門松駅です。

もくじ

概要

門松駅は、福岡県糟屋郡粕屋町にある駅です。
国鉄分割民営化直前の1987年3月に開業した駅で、当時は臨時乗降場として開設されました。
JR化後の1987年4月に駅に昇格しています。
訪問から1年後の2022年3月に無人されています。
駅周辺は住宅地となっていますが、駅から少し離れるとのどかな田園風景が広がっています。

駅舎


こぢんまりとした平屋の駅舎です。
遠くから見ると、外観から何かのお店かな?と感じるときがあります。

券売機と窓口


券売機は、高見沢製のULCVが1台とチャージ機が改札外に設置されています。
訪問当時は窓口が営業していましたが、2022年3月に無人化されています。
なお、窓口にはPOS端末が設置されていました。

運賃表


運賃表です。
長者原駅、篠栗駅からの運賃は170円、
博多駅香椎駅、宇美駅からの運賃は230円、
南福岡駅桂川駅古賀駅からの運賃は380円、
原田駅新飯塚駅からの運賃は570円、
直方駅海老津駅鳥栖駅からの運賃は760円、
鞍手駅久留米駅折尾駅香春駅からの運賃は950円、
若松駅小倉駅瀬高駅からの運賃は1310円です。

改札口


改札機は日本信号製のGX-7が2台。
窓口に隣接する通路は幅が広くとられています。
改札口付近には、液晶タイプの発車案内が設置されていました。

ホーム


長者原・原町・博多方面。
ホームは相対式2面2線です。
柚須駅長者原駅などとは異なり一線スルー方式ではないため、通過列車は速度を落として通過します。

篠栗桂川・直方方面。
駅のホームを少し過ぎたところに見える高架橋は県道35号線です。
駅から北へ進むと、多くの物流拠点があるためでしょうか。道路をたくさんのトラックが行きかう光景を見ることができました。

駅名標


門松駅のホームに設置されている駅名標
中央のイラストは駅名に合わせて門松…ではなく粕屋町の町花であるバラが描かれています。

次回紹介予定駅

次回は、原町駅を紹介予定です。
記事へのリンク

(2022年8月1日記事作成 最終更新 2022年9月4日 一部表記を変更)

徳益駅に訪問

駅訪問シリーズ。今回は、2021年6月30日に訪問した徳益駅です。

もくじ

概要

徳益駅は、福岡県柳川市にある駅です。
無人駅となっており、周辺には住宅地や田畑が広がっています。
2020年度の1日平均乗降人員は148人で、西鉄天神大牟田線では最も乗降人数が少ない駅です。

駅入口付近


駅舎はありません。
踏切のすぐそばに、ホームへとつながる通路があります。
公衆電話が設置されていますが、どれほどの需要があるのでしょうか。

運賃表


駅名板のすぐ下に運賃表が設置されています。

時刻表


平日・土曜・日祝日ともに、日中は1時間に2本程度普通が停車します。
(訪問当時の時刻表です)
訪問当時は福岡県にまん延防止等重点措置が適用されていたため、土曜・日祝日は本数を減らして運行されていました。

駅入口付近


ホームへはスロープ状の通路で連絡しています。
ちょうど久留米方面行きの列車が停車していました。
この駅には、基本的に2両編成で運転される普通ワンマン電車が停車します。

駅入口にはトイレが設置されています。
訪問当時は既存のものを建て替える工事が行われていたらしく、仮設のものが設置されていました。

改札機


駅入口には、ICカードの読み取り機が設置されています。

出場側。
雨による故障を防ぐためか、読み取り機にはカバーがかけられていました。

ホーム


西鉄柳川大善寺西鉄久留米方面。ホームは単式1面1線となっています。
単線区間に位置し、ホームの先端は少しカーブしています。
少し先に60キロポストが見えます。

新栄町・大牟田方面。
ホームの幅は狭く、列車が通過する際は注意が必要です。

待合所


ホーム上には待合所が設置されています。
FRP製の椅子のほか、乗車駅証明書発行機、運賃箱兼インターホンが設置されていました。
徳益駅には自動券売機が設置されていないため、現金で乗車する際は乗車駅証明書を発行し、運賃は降車駅で支払う必要があります。
また、この駅で降車する際は、運賃または乗車券を運賃箱に投入する
形となっています。

次回紹介予定駅

次回は、西鉄柳川駅を紹介予定です。

記事へのリンク


(記事作成 2022年7月24日 最終更新 2022年10月25日 一部表記を変更)

肥前山口駅に接近・発車メロディ導入へ

JR九州が7月1日に発表したプレスリリースによりますと、
8月10日から長崎本線肥前山口駅に接近メロディおよび発車メロディが導入されることがわかりました。

もくじ

概要

今回肥前山口駅に導入される接近メロディ・発車メロディは、
ロックバンド「くるり」が、江北町町制施行70周年を迎えることを記念して書き下ろした新曲「宝探し」が採用されます。
肥前山口駅は9月23日の西九州新幹線の部分開業に合わせて江北駅に改称、さらに今年2022年に町制施行70周年を迎える江北町が、街のテーマソングを作ってほしいという形で、くるりに対して楽曲制作をオファー。
くるりが実際に江北町を訪れて、そのときに感じたイメージをもとに書き下ろされた楽曲が、8月10日から肥前山口駅の接近・発車メロディとして使用されるようになります。
今回のメロディ導入により、地域への親しみや賑わいの創出が期待できそうです。実際に駅で聞いてみたくなりますね。

使用開始日

8月10日 肥前山口駅8時44分発 特急かもめ7号から接近・発車メロディを使用する予定。
なお、当日の運行状況により、使用開始となる列車が変更される場合もあるようです。

放送のタイミング

入線時の接近放送(およそ5秒)、発車時の放送(およそ5秒)の際にメロディが流れるようになります。
なお、現在流れているベルの部分をメロディに置き換える形で採用されるようです。

関連動画

YouTubeくるり×佐賀県江北町「宝探し」予告動画 町制70周年記念」

リンク

詳細は江北町の特設サイトまたはJR九州のホームページをご覧ください。
江北町70周年記念特設サイト

JR九州 プレスリリース「長崎本線 肥前山口駅ホームの自動放送にメロディーを導入します!」
http://www.jrkyushu.co.jp/news/__icsFiles/afieldfile/2022/07/01/220701_hizen_yamaguchi.pdf

関連ニュースサイト

THE FIRST TIMES「くるり佐賀県江北町70周年記念楽曲として新曲「宝探し」を書き下ろし。駅メロディにも使用決定」

JR九州・博多~香椎の5駅でVisaのタッチ決済・実証実験開始へ

JR九州が7月7日に発表したプレスリリースによりますと、
鹿児島本線の博多~香椎間の5駅で7月22日からVisaのタッチ決済の実証実験が行われることがわかりました。
福岡県では福岡市地下鉄の7駅で5月31日からすでにタッチ決済が導入されているほか、西鉄の一部駅でも7月からタッチ決済が導入される予定となり、タッチ決済の実証実験を行う鉄道事業者が増えています。
また、JRグループでタッチ決済が導入されるのは今回が初めてとのこと、利便性の向上が期待できそうです。
もくじ

概要

Visaのタッチ決済の実証実験が行われるのは、博多駅吉塚駅箱崎駅千早駅香椎駅の5駅で、
7月22日(金)~来年2023年3月31日(金)の期間で実証実験が行われます。

タッチ決済対応の改札機は、福岡市地下鉄と同様に既存の改札機を改造して導入(画像参照)されるもようです。


今回は、自動改札機にタッチ決済専用の読み取り機器を設置して実証実験が行われる予定です。
Visaのタッチ決済対応カード(クレジット、デビット、プリペイド)やスマートフォンなどを自動改札機に設置されている専用の読み取り機器に入場時および出場時にタッチすることで、列車に乗車できるようになります。

対象駅と改札口

博多~香椎間の5駅で実証実験が行われます。
対象となる駅で読み取り機器が設置され、タッチ決済が利用できる改札口は下記表のとおりです。

タッチ決済が利用できる改札口
博多 中央改札口、北改札口
吉塚 すべての改札口
箱崎 すべての改札口
千早 すべての改札口
香椎 1階改札口

プレスリリースへのリンク

詳細は、JR九州のホームページをご覧ください。
https://www.jrkyushu.co.jp/common/inc/news/newtopics/__icsFiles/afieldfile/2022/07/07/20220707_jrkyushu_visa.pdf