ドリドリっちの鉄道ブログ

おもに駅訪問や券売機など、鉄道関連の話題を記述していくブログ。

福岡で利用できる交通系ICカード・マイナポイント事業対応状況

ニュースでも報道されているとおり、9月1日からマイナンバーカードを利用したマイナポイントのサービスが開始されました。
この記事では、福岡県内で発行されている交通系ICカードについて、対応状況や事業者ごとのキャンペーン概要を掲載しています。

SUGOCA

JR九州が発行するSUGOCAでは、9月1日からマイナポイントの登録受付が開始されています。
総務省のホームページによると、決済サービスとしてSUGOCAを選択し、登録が完了した利用者に対して、その日以降のSUGOCAへのチャージを対象に、累計チャージ金額が20,000円を超えた日の翌月に、プレミアムとしてJRキューポ(マイナポイント)を付与。
なお、2021年3月末時点で累計チャージ金額が20,000円を超えていない場合は、それまでの累計チャージ金額の25%をプレミアムとして翌月にポイントが付与されます。
なお、SUGOCAでマイナポイントのサービスを利用するためには、事前に記名式のSUGOCAJR九州Web会員のサイトでおまとめ登録する必要があります。無記名式のSUGOCAは対象外。
詳細につきましては、下記のページをご覧ください。


nimoca

株式会社ニモカが発行するnimocaでは、7月24日からマイナポイントの登録受付が開始されています。
総務省のホームページによると、nimocaへの現金チャージ・クイックチャージ・オートチャージの累計額が2万円に達した方に、マイナポイントとして5,000nimocaポイントを付与。
なお、期間中に2万円に達しなかった場合は、期間終了後にチャージ額の25%分のnimocaポイントが付与。
さらに、スターnimoca、クレジットnimoca限定で抽選で1,000名に10,000nimocaポイントが当たるチャンスもあります。
詳細につきましては、下記のページをご覧ください。

マイナポイントの申込の際に登録したはやかけんにチャージした場合、チャージした⾦額に応じて、最⼤5,000円相当のマイナポイントをはやかけんポイントとして付与。1ヶ⽉分(1⽇〜末⽇)のチャージ⾦額の25%相当のはやかけんポイントを翌⽉10⽇に付与します、とのこと。

はやかけん

福岡市交通局が発行するはやかけんでは、9月1日からマイナポイントの登録受付が開始されています。
総務省のホームページによると、全国相互利用の交通系ICカードが利用できる鉄道・バス及び店舗等ではやかけんにチャージを行った際に、はやかけんポイントを付与しますとの記載があります。
さらに、福岡市交通局のホームページによると、マイナポイントの申込の際に登録したはやかけんにチャージ(入金)した場合、チャージした⾦額に応じて、最⼤ 5,000円相当のマイナポイントをはやかけんポイントとして付与。
なお、1か月分(1日~末日)のチャージ金額の25%相当のはやかけんポイントが翌月10日に付与されます。

なお、マイナポイントによるはやかけんポイントの付与は、マイナポイント付与期間中のチャージ累計額20,000円が上限となっています。
詳細は、下記のページをご覧ください。

マイナポイントについて詳しく知りたい方はこちら

JR九州が9月~11月運転予定の臨時列車を一部運休

JR九州は8月17日と25日に、9月から11月にかけて運転を予定していた臨時列車について、一部の列車を運休すると発表しました。
これは新型コロナウイルスの感染拡大による鉄道利用の状況を鑑みての発表です。
9月分の運休列車には、九州新幹線ではさくら号の一部が、在来線では特急かもめ、ハウステンボス、あそ、はやとの風の一部列車が運休、特急きらめきの一部列車が運行区間を短縮しての運転に変更されています。
詳細は、下記プレスリリースをご確認ください。JR九州 夏の臨時列車運転計画(9月分)の見直しについて
http://www.jrkyushu.co.jp/news/__icsFiles/afieldfile/2020/08/17/200817-untenkeikaku.September.pdf

また、10月、11月運転分では、在来線特急のかもめ、ハウステンボス、あそ、にちりんの一部列車が運休、特急きらめきの一部列車が運行区間を短縮しての運転に変更されます。
運休列車の詳細は、下記プレスリリースよりご覧ください。 JR九州 臨時列車運休のお知らせ
http://www.jrkyushu.co.jp/news/__icsFiles/afieldfile/2020/08/24/200825_akirin_minaoshi.pdf

また、9月19日にハウステンボスで開催が予定されていた「九州一花火大会」が中止となったため、関連する大村線などの臨時列車も運休となっています。
詳細は、下記プレスリリースよりご覧ください。 JR九州 イベント中止に伴う臨時列車運休のお知らせ
http://www.jrkyushu.co.jp/news/__icsFiles/afieldfile/2020/08/24/200825_hanabirin.pdf

※今後も臨時列車等の運休が発生する場合があります。利用される際は必ずHPなどで最新の運転計画をご確認ください。

ピクサー新幹線、9月12日より運行開始!

JR九州が8月17日に発表したプレスリリースによりますと、
ピクサーが制作したアニメ映画「トイ・ストーリ」の公開から今年で25周年を迎えることを記念し、
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社とプロモーショナル・ライセンス契約を結んで
9月12日(土)から九州新幹線を走る800系新幹線の1編成6両に専用のラッピングを施し運行することがわかりました。
題して『GO! WAKU WAKU ADVENTURE with PIXAR』プロジェクト。期間は9月12日から来年5月中旬までです。
今回のラッピングは、九州新幹線でのわくわくした冒険の旅を表現するため、
九州各県の形のモチーフとピクサー映画の持つカラフルさを掛け合わせたものになっているのだとか。

また、車内はキャラクターがデザインされている座席ヘッドカバーが座席に彩りを見せてくれるようで楽しみです。
この列車は、9月12日から2021年5月上旬まで運行され、運行スケジュールは特設のホームページで公開されます。
九州新幹線の駅に行く機会があれば、確認してみたいですね。
詳細は、JR九州のホームページをご覧ください。
プロジェクト特設サイト

プレスリリース
http://www.jrkyushu.co.jp/news/__icsFiles/afieldfile/2020/08/17/Newsrelease-200817.WakuWakuAdventure.pdf

特急「ゆふいんの森」が8月8日から運転再開

久大本線が7月の豪雨で一部区間が甚大な被害を受けたため、特急「ゆふいんの森」も全区間運休となっていましたが、
JR九州のホームページによりますと、8月8日より運行区間を博多~豊後森間に変更して運転が再開されました。
当面の間本数は1日2往復の運転(1号、2号、5号、6号のみ運転)で、現在不通となっている区間が含まれる豊後森由布院間はバス代行輸送になります。
運休前と同じく、車内販売・車内サービスは行われるようです。
また、バス代行輸送区間となる豊後森由布院間では、乗車券のみで利用できるとのことです(途中の普通列車停車駅にも停車)。
また、同じく久大本線を走る特急「ゆふ」は、1往復(3号、4号)が博多~豊後森間を、2往復(1号、2号、5号、6号)が博多~日田間での運転になっています。
今後の復旧状況により、運行形態が変更となる場合がありますので、最新情報はJR九州のホームページでご確認ください。
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2013年に撮影した特急ゆふいんの森に充当されるキハ71。大分方面に行く機会があったときは、また乗車したいな…と思います。
JR九州プレスリリース(リンク先PDFファイル)
http://www.jrkyushu.co.jp/news/__icsFiles/afieldfile/2020/07/29/200729yufumoriuntensaikai.pdf

筑紫駅に訪問

駅訪問シリーズ。今回は2019年8月23日に訪問した。筑紫駅です。
筑紫駅は、福岡県筑紫野市にある駅です。
駅の南には筑紫車両基地があり、当駅始発・終点となる列車も数多く設定されています。
特急は通過しますが、急行と普通が停車する駅です。
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2001年に開設された西口。橋上駅舎です。駅前には路線バスも停車します。
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こちらは東口。駅入り口横には銀行ATMが設置されています。
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券売機コーナー。券売機は2台、オムロン製のV8とV7が1台ずつ設置されています。
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運賃表です。※訪問時のものです。現在は運賃が改定されています。
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改札口。改札機は4台設置されています。
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液晶式の発車案内が設置されていますが、スペースの関係か改札の外に設置されています。
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改札内にはチャージ機が設置されています。
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こちらはエレベーター直結の専用改札口。こちらには改札機が2台設置されています。
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三国が丘・西鉄小郡西鉄久留米方面。ホームは相対式2面4線。特急の通過待避や当駅始終点となる列車は。外側の1番のりば・4番のりばを使用します。
ホームには待合室が整備されています。
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西鉄二日市春日原・大橋方面。
特急通過駅のためか、ホームの幅はあまり広くありません。
次回は、犬塚駅を紹介予定です。

当面の活動について(7月28日掲載、12月7日更新)

当ブログをご覧いただきありがとうございます。
新型コロナウイルス(COVID-19)感染症でお亡くなりになられた方、り患された方、およびそのご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
また、現在も感染リスクと闘いながら働いていらっしゃるすべての皆様に改めて感謝申し上げます。
さて、ニュースで連日報道されています新型コロナウイルスに関して、当面の活動方針を記載します。
11月より居住エリアを超える駅訪問を順次再開していますが、今後の状況によっては
予定していた居住エリアを超える駅訪問等を中止・延期する場合があります。
なお、居住エリア内でも今後急速な流行や外出自粛要請が発表された場合、訪問予定を延期することがあります。
居住エリアを超える駅訪問に関しては、以下の状況になった場合、訪問を取りやめ、または延期することがあります。
  A. 在住している福岡県および訪問予定の都道府県で、新規感染者のうち感染経路不明者の顕著な増加が続く傾向がみられ、リンク先に示す感染状況のステージについてその多くがステージ3の基準値以上になっている場合
基準(ステージ3以上の場合、居住エリアを超える駅訪問を当面見合わせます)

  B. 在住している福岡県及び訪問予定の都道府県に緊急事態宣言が発令されている場合
  C. 政府、在住している福岡県および訪問予定の都道府県知事などから、不要不急の外出自粛要請が出された、あるいはそれに準じた要請がされた場合
  D. 執筆者自身あるいはその家族の体調が思わしくない状況が継続している場合

これらの点を踏まえて、居住エリア以外での活動を見合わせる、あるいは再開すると
判断した場合は、当ブログやTwitterなどでお知らせします。
今後ともよろしくお願いします。

2020年12月7日
ドリドリっち

福岡県の状況については下記のページもご覧ください。
(リンク先:福岡県のポータルサイト)

(2020年7月28日記事作成、最終更新2020年12月7日 現在の状況に合わせた表記に変更)

令和2年7月豪雨によるJR九州管内路線の被災・復旧状況(7月21日現在)

はじめに、このたびの令和2年7月豪雨で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
被災地の復興が1日でも早く進むことを心から願っています。
7月21日、JR九州より7月3日から継続中の令和2年7月豪雨による鉄道路線の被災・復旧状況の続報が公表されました。
今回は被害が大きかった肥薩線のほか、復旧予定日が発表された各路線の状況をまとめています。
この記事に掲載されていない、7月13日発表の情報は下記記事よりご覧ください。

肥薩線

肥薩線では、前回記事で65件の被害が確認されていると記載しましたが、JR九州はその後、確認できていなかった鎌瀬~渡間の被災状況を確認。これにより不通となっている八代~吉松間の確認が終了。
肥薩線前回公表よりも件数が大幅に増加450件の被害が確認されています。
瀬戸石駅球泉洞駅ではホームが流失、特に瀬戸石駅ではホームが跡形もなくなっている状態です。
また、鎌瀬~渡間では多数の被害が確認されました。
参考記事 西日本新聞「豪雨被害730カ所に拡大 JR九州肥薩線2駅でホーム流失」

八代~吉松間では被害が多数確認されているため、復旧にはかなりの期間がかかる見込みとなっています。

復旧予定日が発表された路線

鹿児島本線 長洲~植木間 8月3日運転再開予定
鹿児島本線 串木野鹿児島中央間 7月27日運転再開予定
鹿児島本線 川内~串木野間 8月1日運転再開予定
※このうち、川内~隈之城間は肥薩おれんじ鉄道の車両を使用し1日5往復(休日4往復)で運転再開済
川内~串木野間は7月27日より復旧日まで代行バスを運転予定
久大本線 日田~豊後森間 8月8日運転再開予定
久大本線 庄内~向之原間 8月末運転再開予定
豊後森~庄内間では橋が流失するなどし被害多数のため復旧にかなりの期間がかかる見込み、由布院~向之原間で代行バス運転中

今回の豪雨では、JR九州管内の17線区で730件の線路被害が確認されています(7月21日JR九州発表)。
今後も大雨が予想されていることから、さらにこの件数が増加する懸念もあります。
少しでも被害が拡大しないことを祈るばかりです。

JR九州のプレスリリース(7月21日公開)
http://www.jrkyushu.co.jp/common/inc/info/list/__icsFiles/afieldfile/2020/07/21/200721gouuhigai_2.pdf