ドリドリっちの鉄道ブログ

おもに駅訪問や券売機など、鉄道関連の話題を記述していくブログ。

当ブログからのお知らせ

《記事の整理を行いました》
カテゴリー「券売機調査」に投稿した「高見沢製MCVについて」、「高見沢製VTQについて」の2記事については記事中の情報が古くなっているため、8月11日更新で非公開設定を行いました。ご了承ください。
《ブログのHTTPS化について》
当ブログは今後HTTPSから始まるアドレスに変更し、ページの暗号化を行う予定です。
詳細については、以下の記事を参照ください。

今後とも、当ブログをよろしくお願いします。

交通系電子マネーの1ヶ月利用件数が初の2億件突破

8月6日にPiTaPaを除くICカード9種を導入している事業者が、KitacaPASMOSuicamanacaTOICAICOCAはやかけんnimocaSUGOCAの1ヶ月あたりの電子マネー利用件数が2018年7月に初めて2億件を突破したと発表しました。
これらのICカードは5年前の2013年3月23日に各エリアでの相互利用が開始され、利便性が大幅に向上しています。なお、決済件数が1億件を突破したのは2013年7月となっているため、5年で利用件数が倍増していることになります。
さまざまなキャッシュレス決済方法が普及していくなか、今後のさらなる利用拡大が期待されるところです。
詳細については、プレスリリースをご覧ください。
(JR九州発表)
http://www.jrkyushu.co.jp/news/__icsFiles/afieldfile/2018/08/06/Newsreleaseiccard2billion.pdf

新飯塚駅に訪問

駅訪問シリーズ。今回は2018年4月28日に訪問した、新飯塚駅です。
新飯塚駅は、福岡県飯塚市にある駅です。
飯塚市の中心駅となっており、福北ゆたか線後藤寺線の2路線が乗り入れる駅となっています。
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2001年から供用されている橋上駅舎。こちらは西口です。橋上駅舎は駅の西側と東側を結ぶ連絡通路にもなっているようです。新飯塚駅にあるさかえ屋の店舗(駅所在地の飯塚市に本社を置く)ですが、どうやら閉店したようです。(さかえ屋公式HPの店舗一覧に掲載がなかったため)
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こちらは東口です。
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駅通路。先述の通り、連絡通路としての役割としても機能しているため通路幅は広めにとられています。
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券売機です。高見沢製のVTQが2台設置されています。
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運賃表です。
飯塚駅浦田駅からの運賃は160円、桂川駅浦田駅からの運賃は230円、直方駅篠栗駅からの運賃は280円、折尾駅長者原駅からの運賃は560円、香椎駅原田駅からの運賃は650円、博多駅からの運賃は740円、鳥栖駅戸畑駅からの運賃は840円、小倉駅西戸崎駅からの運賃は940円、門司港駅からの運賃は1110円、久留米駅日田駅(原田線を経由しない運賃)からの運賃は1470円です。
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オープンカウンター式のみどりの窓口が営業しています。
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改札口。改札機は3台。うち1台がICカード専用です。
LED式の発車案内が設置されており、福北ゆたか線のほかに後藤寺線の案内欄も設けられています。
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出場側。
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改札口横には待合室が設置されています。
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改札内にはチャージ機が設置されています。
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改札内通路。(2・3番のりば方面を撮影)
改札口よりまっすぐ進むと1番のりば、右に曲がると2・3番のりばです。
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直方・中間・折尾方面。ホームは2面3線です。
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桂川篠栗田川後藤寺方面。3番のりばは後藤寺線発着列車中心に使用されます。
次回は、新入駅を紹介予定です。

門司港駅、2019年3月復原オープンへ

2012年から駅舎の復原工事が行われていた門司港駅ですが、2019年3月に復原グランドオープンすることがJR九州より発表されました。
1914年(大正3年)の駅開業時の姿がよみがえります。
復原駅舎の概要について、JR九州発表のPDF資料を参考に一部紹介します。
◎駅舎の外観
1914年創建、1988年に鉄道駅として初めて重要文化財に指定された駅を開業当初の姿に復原。
外壁は石貼り風にモルタルを塗り、屋根には天然の石盤を葺く。さらに、途中の時代で失われてしまった屋根まわりの飾りを復原。
昭和4年に設置された正面車寄せの庇は取り除く。
門司港駅のシンボルである大時計は、大正7年に取り付けられたことが古新聞より判明。九州初の電気時計という歴史的価値を尊重し、今回新調する。
◎駅舎の内観
《1階旧三等待合室の復原イメージ》
・建設当初の内観を復原
・淡い黄色に塗装した腰壁と天井
・壁は白い漆喰壁
・構造補強も兼ねたエレベーターを新設
・グランドオープン後はカフェとして活用予定(→「スターバックス コーヒー 門司港駅店」(仮称) が2019年3月オープン予定)

《2階食堂の内観復原イメージ》
・建設当初の内観を復原
・こげ茶色のワニス塗装を施した腰壁と天井
・シャンデリアを復原
・壁は白い漆喰壁
・グランドオープン後はレストランとして活用予定 (→「みかど食堂 by NARISAWA」が2019年3月オープン予定)

◎駅機能切り替えについて
11月10日に、みどりの窓口と券売機が復原駅舎に移動予定。

門司港駅の復原や店舗詳細については、JR九州発表のプレスリリースをご覧ください。
http://www.jrkyushu.co.jp/news/__icsFiles/afieldfile/2018/07/25/180725Newsrelease001.pdf

平成30年7月豪雨によるJR九州管内の被災状況(7月31日現在)

平成30年7月豪雨により被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
平成30年7月豪雨では、九州では福岡県、佐賀県長崎県に大雨特別警報が発表、さらに合計12府県に大雨特別警報が発表され、各地に甚大な被害をもたらしました。
豪雨により各地の路線では線路・橋りょう流失、土砂流入、冠水などの被害が確認されています。この記事では、JR九州管内の線路被災状況について記述します。
なお、この記事のデータは2018年7月31日現在のものです。復旧工事の進捗により状況が変わる場合がありますので、最新の情報はJR九州ホームページをご覧ください。

筑肥線(筑前前原~唐津間)
7月6日(金)14時38分ごろ、筑肥線の浜崎~鹿家間にて上り列車・快速福岡空港行き(6両編成)が車両の前方に土砂が流入したため現地確認を行っていたところ、15時20分ごろ、最後部車両付近で大規模な土砂流入が発生。6両中2両が土砂に乗り上げ脱線した。当時、車内に乗客はおらず、乗員2人にけがなし。
また、JR筑肥線と相互乗り入れをしている福岡市地下鉄は、朝の通勤時間帯にJRの車両で運行する姪浜福岡空港間の2往復を9日、運休した。このため、通常よりもホームが混雑し、他の列車への乗り降りに時間がかかるなどしたため福岡市地下鉄は9日朝、最大10分の遅れが発生し約1万7000人に影響が出たという。
復旧工事が進み、7月11日(水)始発より運転再開。
参考ニュース記事
佐賀新聞 佐賀県に初の大雨特別警報 6日、記録的雨量 土砂崩れや列車脱線も

NHK佐賀 JR筑肥線で脱線 2人けがなし
NHK福岡 筑肥線脱線 福岡市地下鉄に影響

筑肥線(山本~伊万里間)
7月6日(金)5時55分ごろから、大雨により山本~伊万里間で順次運転を見合わせ。
大川野~肥前長野間で、大規模な土砂流入が発生する被害。
復旧工事が進み、7月12日(木)始発より運転再開。
筑豊本線(原田線桂川~原田間)
7月6日(金)6時15分ごろから、大雨により桂川~原田間で順次運転を見合わせ。
上穂波筑前山家間で、複数の築堤崩壊や切取崩壊など多数の災害が発生。復旧には期間を要する見込み。
7月11日より、同区間でバス代行輸送を実施中(1日8往復)。
8月1日からの代行輸送時刻表↓
http://www.jrkyushu.co.jp/railway/notice/haruda_table0801.pdf

肥薩線(八代~吉松間)
7月6日(金)15時00分ごろから、大雨により八代~吉松間で順次運転を見合わせ。
鎌瀬~瀬戸石間で大規模な斜面崩壊が発生し線路に土砂が流入。7月10日から、八代~人吉間でバス代行輸送を実施。
復旧工事が進み、人吉~吉松間は7月12日(木)始発より、八代~人吉間は7月19日(火)始発より運転再開。
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渡瀬駅に訪問(2017年12月)

駅訪問シリーズ。今回は2017年12月29日に訪問した、渡瀬駅です。
渡瀬駅は、福岡県みやま市にある駅です。
旧高田町の中心部に位置し、駅から西へ進むと、国道208号に接続しています。
ちなみに西鉄渡瀬駅は、みやま市ではなく隣の大牟田市にあります。
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駅舎です。2006年から供用されています。
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券売機です。高見沢製のULCVが1台設置されています。券売機の横にはチャージ機も設置されています。
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運賃表です。瀬高駅大牟田駅からの運賃は230円、羽犬塚駅荒尾駅からの運賃は280円、久留米駅玉名駅からの運賃は560円、鳥栖駅南久留米駅からの運賃は650円、南福岡駅大野城駅佐賀駅熊本駅からの運賃は1110円、博多駅香椎駅長者原駅からの運賃は1290円、赤間駅八代駅新飯塚駅からの運賃は1820円です。
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窓口と改札口。窓口業務は2015年よりみやま市観光協会に委託されています(簡易委託駅)。
改札口には、ICカードの読み取り機が設置されています。
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出場側です。
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瀬高・久留米・鳥栖・博多方面。ホームは中線が撤去された変則的な2面2線です。各ホームは跨線橋で結ばれています。
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大牟田・玉名・熊本方面。最大9両編成まで停車可能となっているため、ホームはかなり長いです。
次回は、新飯塚駅を紹介予定です。

「ゆふいんの森」復旧後一番列車で出発式&停車駅おもてなし実施

あす7月14日、昨年の九州北部豪雨により不通となっていた久大本線が、約1年ぶりに全線で運転再開します。
それに合わせ、特急「ゆふいんの森」の復旧後一番列車の出発式が博多駅で行われます。
出発式には、福岡県知事、九州地方整備局長、九州運輸局長、久大本線沿線自治体代表者、JR九州代表取締役社長、博多駅長が出席し、テープカットや出発合図等が行われる予定です。
また、沿線自治体の協力により、ゆふいんの森1号の停車駅、鳥栖、久留米、日田、天ヶ瀬、豊後森由布院の各駅ではお出迎え・お見送りなどのおもてなしイベントが行われます。
詳細は、JR九州のプレスリリースをご覧ください。
http://www.jrkyushu.co.jp/news/__icsFiles/afieldfile/2018/07/12/180710Newsrelease.pdf